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番外編: 2010年イラスト・カレンダー

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯

年もはや2月...というわけで、実にいまさらなのですが、2010年のイラスト・カレンダーを作ってみました。そもそもカレンダー作りを思いついたのは昨年末。「陽面着陸計画」のなるはさんが、カッコいいカレンダーを作っているのを見て、なんともうらやましくなってしまい(→こちら)、正月には間に合わんけど、オレもやる〜!と、遅まきながら、年の瀬ぎりぎりで思い立ったのでした。

そんなわけで、兎にも角にも急いで作らねば...と、これまで描いたイラストのなかから気に入ったやつを12枚すぱっと選び出し、キヤノンのサイトから適当なテンプレート(CDサイズ)をダウンロードして、早速作業に取り掛かったのですが、半年分くらい作ったところで、ふと、「そうだ、いっそ各月のイラストを、その月の数字がタイトルに含まれてる映画にしてみたらどうか...」と、余計なことを思いついてしまいました。

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「アニー・リーボヴィッツ」を観ました

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生02

知記事に続いてまたもやタイトルを省略してしまいましたが、正しくは「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」。アメリカの肖像写真家、アニー・リーボヴィッツの半生を描いたドキュメンタリー映画です。

先週、この映画の告知記事を書いたとき、そういえば、ドキュメンタリー映画って、映画館で観たことがないどころか、そもそもテレビやビデオでもほとんど観たことがない...ということに気がつきました。はてと思い、観たことのある記録映画を片っ端から思い出してみたのですが、どんなにがんばって記憶をほじくり返してみても、ほんの10本ちょっと。せっかくなので書き出してみると、「ボーリング・フォー・コロンバイン」「ロジャー&ミー」「華氏911」「不都合な真実」「世界残酷物語」(?)、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「ビヨンド・ザ・マット」「WATARIDORI」「ダーウィンの悪夢」「東京オリンピック」「ゆきゆきて神軍」「人間蒸発」(?)とまあ、たったのこれだけ。しかもその大半は、テレビでたまたまやってるのをなんとなく観た、くらいなもので、自ら強い関心を持ってわざわざビデオを借りてきたのはほんの2、3本。かといって、ドキュメンタリーがキライかといえばそんなことはなく、NHKあたりのテレビ・ドキュメンタリーは好んで観てるので...まあ要するに、ドキュメンタリー"映画"にあんまり縁がないというか、すすんで観ようという気にならない、とでもいった感じです(そもそも上記に挙げた作品以外にどんなドキュメンタリー映画があるのか、それさえもよく知らなかったりする)。

そんなわけで、私にとって今回の映画は、もしなるはさんの推薦がなければ、きっと存在さえ気づかずに、まず100%、この先ずっと観ることがなかっただろうと思われる一本。そんな、ひとりだったら縁のないはずの映画に縁が繋がる...というのが、この企画の楽しいところ、なんですね〜。

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用心棒

桶屋!棺桶二つ...いや、たぶん三つだ!!
用心棒01
製作: 日本(1961年)
監督: 黒澤明


澤明の「用心棒」「椿三十郎」に勝るとも劣らない、"超弩級"のオモシロ"痛快娯楽時代劇"。そもそも「用心棒」(1961)あっての「椿三十郎」(1962)...なので本末転倒この上ない言い草なのですが(このあとの感想のすべてがそう)、でもまあ「椿三十郎」を先に観てしまったのでお許しを。この映画、これまで10回近くは観てますが、しかし上には上がいるもので、「ボディーガード」の主人公、フランクは62回も観たと言っていました。とはいえこの「用心棒にもいろいろある。雇った方で用心しなきゃならねえ用心棒だってあらぁ」の三十郎、あまり要人警護の参考にはならないと思うんですよねぇ...

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「アニー・リーボヴィッツ」を観ませんか?

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

回ブログDEロードショーのお知らせです。タイトル、長いので省略してしまいましたが...正しくは、

「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」

米国の肖像写真家、アニー・リーボヴィッツの人生を描いた2006年製作のドキュメンタリーです。アニー・リーボヴィッツ、恥ずかしながら名前も作品もまったく知らない...と思っていたのですが、イラストの元になりそうな画像を探してネットを回っているうち、彼女の作品としてデミ・ムーアの妊婦姿の写真が紹介されているのを目にして、ああ、これか!と思いました。

今月のチョイスは「陽面着陸計画」なるはさん。より詳しい紹介と選ばれた理由を書かれてますので、ぜひご参考に。セレブがこぞって被写体になりたがるというアニー・リーボヴィッツ、いったいどんな写真を撮るのか、そしてどんな人物なのか、楽しみではありませんか。

鑑賞日程は、1月22日(金)〜24日(日)の3日間。例によって、参加のしばりは何にもありません。単に、同じタイミングで同じ映画のビデオを借りてきて、一緒に(といっても各自勝手に)楽しみましょう!という企画です。ちなみに、過去の映画と参加されたみなさんの感想はこちら(miriさんの「映画鑑賞の記録」)

そんなわけで、この映画に興味を持たれた方、どうせならぜひご一緒に。タイミングよく、映画専門チャンネルのムービープラスで1/17、20、22に放映予定。(私と同じく)加入している方はぜひそちらで!



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七人の侍

己の事ばかり考える奴は、己をも亡ぼす奴だ!
七人の侍
製作: 日本(1954年)
監督: 黒澤明


澤監督の代表作、というより日本映画の代表作といってもいいような映画、「七人の侍」。こんな年の瀬に、ぬくぬくとしたこたつに入ってみかんでも食べながら、観終わるのに半日かかるような、しかし退屈する瞬間のまったくない抜群に面白すぎる映画をだらだらと眺めてると、つくづく、あ〜日本人に生まれてきてよかった!なんてことをしみじみと思ってしまいます。

この映画、私にとっては観たくてもなかなか観ることのできなかった一本。高校生の頃に「椿三十郎」を観て以来、とにかくクロサワ映画が観たくて観たくて、当時あちこちにあった名画座に黒澤作品がかかると片っ端から出かけてたのですが、よりによってこの「七人の侍」だけは、それから数年、まったくお目にかかる機会がありませんでした。当時、ぽつぽつと目にするようになってきたレンタル・ビデオ屋にも置いてなくて(そもそも当時ビデオ未発売だったということを後になって知った)、またテレビでもぜんぜん放映してくれず...というわけで、「七人の侍」のすごさを謳う評論や記事をさまざまな映画本で目にしながら、いったいどんだけすごいんだ!?と、お預けを食らわされ続ける犬さながら、ただひたすらに期待と妄想を膨らませていたのでした。

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Gallery(ギャラリー)

真珠の耳飾りの少女

..などというのもおこがましいのですが、これまでに描きちらしたイラストの一覧ページをつくってみました。数えてみると、ざっと150カット。約1年でずいぶん描いたなあという感じです。そのすべて、というわけではありませんが、ボツにしたイラストの蔵出しをいくつか含め、俳優別に並べてみました。

ちなみに冒頭のイラストは、なにかお絵描きに関係するものを...ということで、画家を描いた映画、「真珠の耳飾りの少女」のコリン・ファース。想像豊かなストーリーが面白く、そしてフェルメールの絵そのもののように美しい映画でしたが、スカーレット・ヨハンソンがちょっと...イメージと違うんですよねぇ(当たり前か)。

この映画のタイトルにもなっている"真珠の耳飾りの少女"、2012年に日本に再来日するそうですが、2000年の本邦二度目のお目見えの際に、大阪まで観に行ってきました。すごい人出で、ほとんど遠くから眺めるだけだったのですが、どうしてもまた観たい!とずーっと思っていて、ようやく三年前の冬にハーグを訪れ、質素なギャラリーに飾られたその絵と再会してきました。同じ部屋にはフェルメールの数少ない風景画、"デルフト眺望"も展示されていて、鑑賞者のまばらな一室のソファに腰を下ろし、フェルメールの光と影のマジックを心ゆくまで堪能したのでした。その後、この映画の舞台ともなっているデルフトに足を延ばし、フェルメールゆかりの場所を訪ね歩いたのですが、"デルフト眺望"に描かれた運河越しの町並みをはじめ、フェルメールやレンブラントの絵に描かれた時代の面影がそこかしこに残っていて、いやホント、かなり感動してしまいました。現存するフェルメールの絵画はほんの30数点。とはいえ世界各地に散らばっていて、全部を観るのはなかなか大変なのですが(しかもそのうちの1枚、"合奏"は絶賛盗難中)、「ハンニバル」のバーニーのように、いずれはすべてを観て回ってやろうというのが私の夢なのです。

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「チャイナタウン」を観ました

Chinatown02.jpg

ハメット」「上海から来た女」「幸せの力」「ゲーム」「プレシディオの男たち」に、そしてこの「チャイナタウン」...ジャンルもテーマもばらばらのこれらの映画には、実はひとつの共通点があります。

そう、もうおわかりですね。それはどの映画にも、サンフランシスコのチャイナタウンが登場すること...などとブログに書こうと思いながら映画を観はじめたのですが、よく考えたら「チャイナタウン」のチャイナタウンはロサンゼルスのチャイナタウンでした。しかもこの映画、「チャイナタウン」というタイトルでありながら、チャイナタウンはほとんど登場しません。主人公の私立探偵がその昔、警官だった頃の担当地区がチャイナタウンで、そこで学んだ教訓(というか諦観)が、この映画のストーリーと重なってくる...というわけで、このタイトルなのですね。ところで、ロスのチャイナタウンってどこよ...?

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椿三十郎

おもしれぇ、やる気か!?
椿三十郎01
製作: 日本(1962年)
監督: 黒澤明


存じ、黒澤明監督の「椿三十郎」。"痛快時代活劇"、いや"痛快娯楽映画"といってこれに並ぶ作品は、古今東西、もはや同じ三十郎が主人公の「用心棒」くらいしか思いつきません。黒澤映画には好きな作品がいっぱいあって、しかもどれもこれも同じくらい好きだったりするのですが、しかしあえて「椿三十郎」がマイ・ベスト(=邦画のベスト)。なぜならこの作品が、私の初めて観た黒澤映画だったから。そして邦画にも、こんな面白い映画があったのか!と、カルチャー・ショックを受けてしまったから。とにかく、初めて知ったクロサワ映画の世界に大興奮だったのです。

この映画、飯田橋あたりの名画座で、「羅生門」との二本立てを観た記憶があるのですが、初観賞はテレビでした。確か番組はフジテレビのゴールデン洋画劇場で、時間枠を拡大してのノーカット放送。黒澤監督には、「白痴」を作ったときに松竹から4時間半に及ぶ長尺をもっと短かくしろと命じられ、"そんなに切りたいならフィルムを縦に切れ"と抗議した、なんていうエピソードがありますが、このシネスコ・サイズで撮られた「椿三十郎」のテレビ放映、時間だけではなく、その横長の画面もノートリミングで、文字通りのノーカット放送だったのですね。上下に黒帯がついた、そんなお目にかかったことのない細長い画面(いわゆるレターボックス)のホンモノ感に感動したというか、妙なありがた味を覚えてしまった記憶があります。

コレ観たのいつ頃だろう...と気になり、ちょっとググってみたところ、どうやら放映日は1985年の6月1日。私が高校三年生のときのことでした。高校三年といえば、「乱」を観に行った年でもあって、そうそう、そういえば、「椿三十郎」とほとんど同じタイミングで「乱」を観たんだよなあ、同じ時代劇なのにまったく違うテイストでずいぶん驚いたっけなあ、と、クロサワ映画を知った頃の気分を懐かしく思い出してしまったのですが...またちょっと気になり、「乱」の封切り日を調べてみると、なんとこれが「椿三十郎」の放映日と同じ1985年6月1日。おお、どうりで同じタイミングで観た気がするはずだ、「乱」を観たのは公開初日の朝いちだったから(こちらの記事)、要するにこの2本、同じ日に観てたんだ、そうかそうか...あれっ!?...ってことは、もしかして、私が最初に観たクロサワ映画は「椿三十郎」じゃなくて、「乱」...?

いや〜、ずいぶんと長い間、すっかり思い違いをしていたことに、ひょんなことから気づいてしまいました。というわけで、いまさらながら、黒澤作品の中で「椿三十郎」がいちばん好き、であることの理由がなくなってしまったのですが...でもまあ、椿でも蘭(乱)でもいいじゃねぇか(三十郎調)ってことで...

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Appendix

管理人: Mardigras
セインツ、初優勝おめでとう!

2010年2月

Index

■邦画■
01. 椿三十郎
02. 七人の侍
03. 用心棒
■洋画■
01. 第三の男
02. ブレードランナー
03. ゴッドファーザー Part II
04. 羊たちの沈黙
05. ミッドナイト・ラン
06. スカーフェイス
07. ビッグ・ウェンズデー
08. ゴッドファーザー
09. 駅馬車
10. 荒野の決闘
11. ダンス・ウィズ・ウルブズ
12. 燃えよドラゴン
13. スパルタンX
14. ターミネーター2
15. パルプ・フィクション
16. アパートの鍵貸します
17. 引き裂かれたカーテン
18. めまい
19. 夜の大捜査線
20. 地獄の黙示録 特別完全版
21. サンセット大通り
22. モーターサイクル・ダイアリーズ
23. 8 1/2
24. 真夜中のカーボーイ
25. スティング
26. プラトーン
27. ダイ・ハード
28. 赤ちゃんに乾杯!
29. 太陽がいっぱい
30. マルホランド・ドライブ
31. 薔薇の名前
32. リバー・ランズ・スルー・イット
33. ルートヴィヒ
34. M★A★S★H マッシュ
35. バック・トゥ・ザ・フューチャー
36. タクシードライバー
37. エンゼル・ハート
38. バグダッド・カフェ 完全版
39. 未来世紀ブラジル
40. 明日に向かって撃て!
41. 恐怖の報酬
42. レスラー
43. 道
44. キル・ビル Vol.2
45. 2001年宇宙の旅
46. ブリキの太鼓
47. ジュラシック・パーク
48. 十二人の怒れる男
49. ゲッタウェイ
50. ミシシッピー・バーニング
■番外■
番外編: いとしの映画音楽
番外編: この邦題がすごい!
番外編: この原作がすごい!(海外編)
番外編: この原作がすごい!(国内編)
番外編: あの映画のコレが食べたい!
番外編: 2010年イラスト・カレンダー

 

 

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