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1992年のフランス映画「可愛いだけじゃダメかしら(原題Toxic Affair)」,上手な邦題だと思いました. いつの頃からか,英語の原題をそのまま日本語表記にする風潮になってしまいましたね.例えば「ヒドゥン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「エクゼクティブ・デシジョン」「グッドフェローズ」「ア・フュー・グッドメン」極めつけは「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」...おいおい,ましな邦題考えろよ!と思わず突っ込んでいました.私が名作と信ずる「ヒドゥン」なんて,原題”The thing”の「遊星からの物体X」なんて好例もあったじゃないですか,「潜む物体」「潜む奴ら」なんてどうでしょう,,,ヒットしないな,私にはセンスが無い... 思うに配給する際に勝手な邦題つけるな,なんて注文があるんでしょうかね.キューブリックなど,字幕についても注文をつけていたらしいですから.なおキューブリック映画で最難関邦題は,やはり「博士の異常な愛情 また私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」ですよね.「異常愛博士」と直訳しても,この映画の主題が伝わりませんものね,相当苦労した邦題だったのだろうと推察します.確かドイツから亡命した主人公(?)のドイツ語の異常愛をそのまま英訳した名前だったかと記憶しておりますが. 管理人さんは観ましたでしょうか,私にとってはここ最近の感銘した映画(DVDで観たのでは絶対にだめ,映画館で見るべき映画という意味で)であった「ゼロ・グラビティ」ですが,原題は”Gravity”.何故に邦題に「ゼロ」を付けたのだ!これには怒りを感じました.(ご覧になっていないならこの先は読まないでください) この映画は無重力状態が主題ではなく,ラストに主人公が地球に帰って,川から這い上がり,そして重力を実感して初めて助かったということ,生きているということを実感し,そして唐突に題名である”Gravity”という文字出ることに,主題分かるようにしてあるのに,何という余計な一文字を!(そこ至るまでに主人公がつかの間の安息を迎えるシーンでの格好は子宮内の胎児そのものの姿勢,そして最後の水は羊水というような分かりやすい演出,同じ宇宙ものとして「2001年宇宙の旅」を意識して名作の仲間入りをしようしているのがやや鼻につきましたが).このような悪い例は多々あると思います. 我が愛する”Night of the living dead”の正式な続編”Return of the living dead”の邦題を「バタリアン」とし,さらにタールマン,オバンバなど勝手にネーミングしていた80年代が懐かしいですなぁ...ということに同調してくれる人がどれほどいてくれるでしょうか. 長文,駄文大変失礼しました,書いている内に色々思い出してしまったもので.
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