映画名(邦題) | 原題 | 原題の直訳 | ひとこと |
黄金狂時代 (1925) | The Gold Rush | ゴールド・ラッシュ | 直訳も悪くないと思いますが、とにかく「○○狂時代」というフレーズがすごい発明(それともこの映画以前からあったフレーズなんでしょうか...いやそうは思えないな、やっぱり)。 |
巴里祭 (1933) | Quatorze Juillet | 7月14日 | 原題はフランスの革命記念日を意味しています。で、邦題の巴里祭は、この映画のためにひねくりだされたコトバ。以来、日本ではフランス革命記念日をこう呼ぶようになったそうです。最高のネーミング! |
望郷 (1937) | PePe le Moko | ペペ・ル・モコ | 原題は主人公の名前。漢字二文字の邦題は、とかく内容と乖離しがちなものですが、これは別。全編に通底する主人公の心情をずばりひとことで表現して見事です。 |
バルカン超特急 (1938) | The Lady Vanishes | レディ消失 | 原題=このサスペンス映画のナゾ。わかりやすくてよいのですが、なんといってもエキゾチックな邦題に幻想が膨らみました。 |
心の旅路 (1942) | Random Harvest | 思いがけない収穫 | ザッツ・メロドラマ。戦争で記憶喪失になった主人公。やがて頭を打って記憶が戻るものの、今度は記憶喪失中の記憶がなくなってしまいます。それに翻弄されながらも、主人公を愛し続けるヒロイン。二人の心の遍歴をつづったこの映画にふさわしいロマンティックな邦題です。 |
三つ数えろ (1946) | The Big Sleep | 大いなる眠り | 「大いなる眠り」は、原書の邦訳タイトル。で、映画の邦題が「三つ数えろ」。でも、1978年のリメイク作の邦題は「大いなる眠り」...と、ややこしい。「大いなる眠り」とは、小説の中で、フィリップ・マーロウが土中の死者を形容したことば。「大いなる眠り」が正しいタイトルであることを百も承知の上で、しかしそれでも、「三つ数えろ」はいいタイトルだと思います、いかにもハードボイルドっぽい響きで。 |
虹を掴む男 (1947) | The Secret Life of Walter Mitty | ウォルター・ミティの秘密の人生 | 白昼夢にふける癖(というか習慣)のある主人公。秘密の人生とはその白昼夢での大活躍のこと。というわけで原題でもいいのですが、邦題はその夢想家っぷりを、素晴らしい詩的感覚でもって表現しています。 |
黄金 (1948) | The Treasure of the Sierra Madre | シエラ・マドレの財宝 | シエラ・マドレとはメキシコ中央部の山脈。邦題は、シンプルに黄金。で、映画を見終わって思い浮かぶコトバといえば"黄金"。ど真ん中の剛速球、完璧な邦題です。 |
踊る大紐育 (1949) | On the Town | オン・ザ・タウン | "踊る-"のフレーズは、おそらく前年の「踊る海賊」からの続き(主役はどちらもジーン・ケリー)。紐育はニューヨークですね。クラシカルでいい味出してます。ジーン・ケリーの陽気でスケールの大きいダンスにぴったりの邦題です(続編は「いつも上天気」。原題の直訳ですが、こちらも日本語の選択センスが○)。 |
夏の嵐 (1954) | Senso | 官能 | 原作小説の邦訳タイトルが「官能」。でも、映画観ても、あまり"官能"というイメージではないんですよね。甘さよりも激しさを感じる映画。まさに"夏の嵐"のような主人公の狂おしい熱情をあらわして、邦題の方が断然よいと思います。 |
麗しのサブリナ (1954) | Sabrina | サブリナ | 1995年のリメイクの邦題は「サブリナ」でした。でもこの映画はやっぱり"麗しの"がつかないと雰囲気が出ません。"麗しの"...美しい日本語です。 |
ダイヤルMを廻せ! (1954) | Dial M for Murder | 殺すためにMをダイヤルしろ(もしくはMに電話しろ) | これはほとんど直訳の邦題なのですが、ちょっと例外中の例外。"Dial M"というのはふたつ意味があって、ひとつは単純に、"M"というダイヤルを廻すという意味。といっても日本では一見意味不明なのですが、アメリカの電話には各番号にアルファベットが割り振られているので、一応意味が通ります。でも、これはあくまで言葉遊び。二つ目は、"M"(物語のヒロイン、マーゴの頭文字)に電話しろ、つまりマーゴに電話しろ、という意味。さらに、"M"はMurder(殺人)の頭文字と韻を踏んでいたりもします。映画では、マーゴ宛にかかってくる電話を合図にマーゴを殺害するという計画殺人が企てられているのですが、要するにこの原題は、(マーゴを)殺すため、"M"(マーゴ)に電話しろ(あるいは言葉遊びとして、"M"をダイヤルしろ)という意味なわけです。要するに、これはどう直訳しても日本語では意味が通じないし、もともとの味わいも消えてしまうという凝ったタイトル...にもかかわらず、そこを強引に直訳してしまってたのがこの邦題。なんのこっちゃ?で意味不明なのですが、なぜかサスペンスにふさわしい異様な迫力を持つ摩訶不思議なタイトルです。 |
翼よ!あれが巴里の灯だ (1956) | The Spirit of St. Louis | スピリット・オブ・セントルイス号 | スピリット・オブ・セントルイス号とは、この映画の主人公、チャールズ・リンドバーグが、大西洋単独無着陸横断を成し遂げたときの愛機の名称。で、邦題は、リンドバーグの自伝の邦訳タイトル。前人未到の冒険の完遂を目前にしてパリの灯を目にしたリンドバーグの感動と高揚感を伝えてこれ以上のタイトルはありえないでしょう。映画オリジナルではないとはいえ、名タイトル中の名タイトルじゃないでしょうか。こんなドラマティックなタイトル、普通、思いつきません! |
現金に体を張れ (1956) | The Killing | 一攫千金 | "現金"は、"げんなま"と読みます。このコトバは、ジャック・ベッケル監督の「現金に手を出すな」(1954)の影響でしょう。ちなみにこの映画の原題は"Touchez pas au Grisbi"。こちらは直訳です。 |
戦場にかける橋 (1957) | Bridge on The River Kwai | クワイ河にかかる橋 | シンプルな原題に比べ、邦題がダブル・ミーニングになっているという珍しいケース。"かける"を"かかる"にするだけで含意が増すわけで、当たり前ですが、コトバというのは工夫ひとつでがらっと意味が変わりますね。面白いです。 |
モンパルナスの灯 (1958) | Montparnasse 19 | モンパルナス19 | 原題に"19"と付けたのは、モディリアーニを通して1900年代前半の時代を描こうと考えたジャック・ベッケル監督の意向だそう。しかしひたすらモディリアーニの苦境をつづったこの映画、どう考えても、一厘の温もり(妻との生活)を感じさせるような悲哀感ただよう邦題の方がふさわしい気がします。 |
勝手にしやがれ (1959) | A Bout de Souffle | 息切れ | 邦題は、劇中のジャン=ポール・ベルモンドのセリフから。原題も映画の内容にふさわしいものですが、この邦題のかもしだす気分は、まさにこの作品そのものという感じ。 |
北北西に進路を取れ (1959) | North by Northwest | 微北北西 | North by Northwestという気象用語はなく、正しくはNorthwest by North(北西微北)。ヒッチコックいわく、主人公の混乱をあらわしているそうで、実にヒッチコックらしい洒落たタイトルですが直訳すると左記のとおりでこれまた意味不明。で、邦題の"北北西"は英語にすると"North Northwest"。明らかにおかしいわけです。しかしこの、「ざっとあってりゃいいんだ!」とでも言わんばかりのアバウトすぎる邦題、口にしてみれば非常にいい語感で勢いの感じられるもの...ヒッチコックのはこんなのばかり。 |
アパートの鍵貸します (1960) | The Apartment | アパートメント(あるいはマンションか?) | 「アパートの鍵貸します」参照! |
甘い生活 (1960) | La dolce vita | 甘い人生 | 原題と少し違うようでいて、かなり違うともいえる邦題。映画で展開する刹那的な日々の描写を観ていると、"人生"よりも"生活"の方がしっくりくるように思えました。 |
史上最大の作戦 (1962) | The Longest Day | もっとも長い日 | 原題は、連合軍のノルマンディ上陸作戦、Dデイのことを言っているわけですが、それを水野晴郎氏が「史上最大の作戦」と名づけたそうです。オールスター・キャストにぴったりの、実にスケールのでかいエクセレントな邦題。ビバ!晴郎。 |
突然炎のごとく (1962) | Jules et Jim | ジュールとジム | 原題は、一人の女性を愛する二人の男の名前。原作小説もこのタイトル。この二人の関係性が奇妙で、同じ男としてもちょっと理解しがたかったのですが、女性の言動はなんとなく腑に落ちるものがありました(共感はしませんが)。で、邦題はこの女性の心の動きを表現したもの。一回見たら忘れられないような、非常に印象の強いタイトルだと思うのですが、来日したトリュフォー監督は邦題を知って、意味がわからないと首をひねったそうです。 |
鬼火 (1963) | Le Feu follet | ゆらめく炎 | 左記の直訳は、原作小説の邦訳タイトル。ゆらめく炎といえばすぐに思い浮かぶのが鬼火(ひとだま)。しかも主人公の鬼気迫る絶望した魂をあらわすのに、これ以上ぴったりくるタイトルはないように思えます。 |
その男ゾルバ (1964) | Zorba the Greek | ギリシャ人、ゾルバ | いいですね、"その男"というのが。男くさい男の中の男、アンソニー・クインの存在感をストレートに表現した力強い邦題です。 |
夕陽のガンマン (1965) | Per qualche dollaro in più | もう少し多くのドルのために | セルジオ・レオーネの前作、「荒野の用心棒」の原題が"per un Pugno di Dollari"(一握りのドルのために)。で、本作の原題がこれ。ちょっとこのままというわけにはいかなないタイトルですね。で、原題との関係性ゼロですが、まるで絵が頭の中に浮かんでくるような素晴らしいこの邦題つけたのが、またも水野晴郎氏。すごいぞ晴郎!。この映画がヒットしたせいでしょう、同じレオーネ監督の"Duck, You Sucker"が「夕陽のギャングたち」"とつけられていましたが、これはいくらなんでも、のタイトルでした(原題もヒドいですが)。 |
ミクロの決死圏 (1966) | Fantastic Voyage | 素晴らしい旅 | いいですねえ、この邦題。タイトルを見て、前から観たくて仕方なかった映画。つい最近やっと観ることができました。で、感想はというと...観ないで幻想を膨らましたままにしておいた方がよかったかも、です。 |
おしゃれ泥棒 (1966) | How to Steal a Million | 100万ドルの盗み方 | なんといっても主役はオードリー・ヘップバーン。この原題ではちょっと味気ないでしょう。邦題の方が、より映画の雰囲気を伝えているタイトルだと思います。 |
テキサスの五人の仲間 (1966) | A Big Hand for a Little Lady | かわいいご婦人の 勝負手 | あっと驚く邦題の最高傑作。最初この原稿を書いたとき、この映画のことをすっかり忘れてました。西部のある町で年に一度、町の大金持ちが5人が集って繰り広げられるポーカーの大勝負。そこに旅の途中の3人家族があらわれて... |
俺たちに明日はない (1967) | Bonnie and Clyde | ボニーとクライド | 原題は登場人物の人名。禁酒法時代の有名なギャングなでので、名前を見ただけでアメリカ人はぴんとくるのかもしれませんが、それはあくまでもアメリカの話。邦題は、アメリカン・ニューシネマの幕開けにふさわしい、実に刹那的でそれらしいタイトルです。 |
華麗なる賭け (1968) | The Thomas Crown Affair | トーマス・クラウン事件 | 原題のトーマス・クラウンは主人公の名前。邦題はフィッツジェラルドの「華麗なるギャッビー」からの連想でしょうか(主人公はどちらもお金持ち)。味気ない原題よりも、映画の雰囲気をよりうまく掴んでいる邦題だと思います。 |
明日に向って撃て! (1969) | Butch Cassidy and the Sundance Kid | ブッチ・キャシディと サンダンス・キッド | 原題は主人公二人の名前。「俺たちに明日はない」の影響でついた邦題だと思いますが、映画の雰囲気と内容を伝える、うまいタイトルだと思います。 |
激突! (1971) | Duel | 決闘 | 本文参照! |
燃えよドラゴン (1971) | Enter the Dragon | ドラゴンがやってくる | 書いてみて直訳も案外イケル...などと思いましたが、やっぱり「燃えよドラゴン」の迫力にはかなうわけがない。それにしても"燃えよ"なんてよく思いついたものです。司馬遼太郎の小説に「燃えよ剣」という新撰組の話がありますが(1962-1964 雑誌連載)、そのあたりからの連想でしょうか。 |
恐怖のメロディ (1971) | Play Misty for Me | ミスティをお願い | 原題のミスティは曲名。ある女がラジオにこの曲を繰り返しリクエストするのですが、ちょっと意訳ぎみに訳してみたらこっちも悪くない気がしてきました。 |
小さな恋のメロディ (1971) | Melody | メロディ | 原題のメロディは、主人公の女の子の名前。邦題はその意味も損なうことなく、この映画のすべてを説明尽くす詩的なものとなっています。見事。 |
ルードウィヒ/神々の黄昏 (1973) | Ludwig | ルードウィヒ | 副題の"神々の黄昏"は、ワーグナー作のオペラ「ニーベルングの指環」の章題。ワグナーに心酔しきっているルードウィヒを描いた映画にふさわしい、またこの映画を象徴するかのような幻想感が溢れていて好きな副題だったのですが、最近のDVDでは原題のとおりただの「ルートウィヒ」という表記になっています。 |
007 死ぬのは奴らだ (1973) | Live And Let Die | 生きろ、そして殺せ | 原題は英語のフレーズ、Live and let live(他人に寛容たれ)のもじり。これも英語だから意味のあるタイトルで、この味わいの翻訳は不可能。邦題は思い切って意訳した大胆なものですが、007シリーズらしい力強いタイトルになっていると思います。 |
さすらいの航海 (1976) | Voyage of The Damned | 地獄に向かう航海 | "Damned"は神によって地獄に落とされる、の意(そういえばビスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」の英語タイトルが"Damned"でした)。ユダヤ人たちを乗せ、世界のどこにも行き場を失ってしまった客船の航海には、"さすらいの"がふさわしい気がします。 |
未知との遭遇 (1977) | Close Encounters of the Third Kind | 第三種接近遭遇 | 原題は、アメリカの有名なUFO研究家が定義した、UFOとの遭遇レベルのある段階を指すことばだそうです。しかしそういわれても、マニア以外にはちょっとぴんとこないというか...ここは単純に、"遭遇"、だけでよいのではないかと思います。「未知との遭遇」。響きもいいし、イメージ喚起力も強い邦題ではないでしょうか。 |
戦争のはらわた (1978) | Cross of Iron | 鉄十字勲章 | この邦題、映画を観るまではちょっとひいてしまう感じなのですが、しか映画を観終わっての感想は、まさにこの邦題がしっくりくる、というものです。ペキンパー流で戦争の本質をえぐってみせたというか。もうこのタイトルしかない、という感じです。とはいえ鑑賞前に嫌悪感をもよおさせるタイトルっていうのはマーケティング的には明らかに×な気も...ヒットしたんでしょうか。 |
燃えよデブゴン (1979) | Enter The Fat Dragon | デブ・ドラゴンがやってくる | 原題からして「燃えよドラゴン」のパロディなので、"燃えよ"とするのは安易なようでいて正しい。で、デブ・ドラゴンを縮めてデブゴンにしたところがこのタイトルのみそ。このあと「燃えよデブゴン2」みたいな感じで、サモ・ハンの映画というと片っ端からこのタイトルがつけられていました。まあデブゴンというコトバも相当安い感じなのですが... |
地獄の黙示録 (1979) | Apocalypse Now | 現代の黙示録 | 原題は、現代人に向かって突きつけた映画のテーマを暗示するもの。よって"地獄の..."としてしまっては、意味がなくなってしまうのですが、一方で、まさに地獄とでもいいたくなるような狂気と恐怖に満ちた映像の雰囲気をうまく象徴するような重厚さを表現できているタイトルだと思います。語呂もいいですし。 |
ランボー (1982) | First Blood | 最初の血 | 本文参照! |
カメレオンマン (1984) | Zelig | ゼリグ | 原題は主人公の名前(重要でない人物ないしはどこにでもいるような人、という意味もあります)。そのものずばりの邦題はちょっと安易な感じもするのですが、一目でぱっとニュアンスの伝わる上手な造語。これしかないかなぁと思います。 |
サボテン・ブラザース (1986) | Three Amigos! | 3人のアミーゴ! | メキシコが舞台の映画です。で、メキシコ=サボテンというこの安直としか思えない連想の邦題...しかし3年連続でメキシコに遊びに行っている私が断言します。その連想で正しいのだと。 |
告発の行方 (1988) | Accused | 刑事被告人 | クライマックスに向けた物語の焦点は、"刑事被告人"というよりもまさに"告発の行方"。核心をずばりと突いたいい邦題です。 |
ピアノ・レッスン (1993) | The Piano | ピアノ | 物語のキーとなるピアノ。そこに重きを置いた原題と、主人公たちの関係性に焦点を当てた邦題。やや茫漠とした印象の原題よりも邦題の方が好みです。 |
マルコヴィッチの穴 (1999) | Being John Malkovich | ジョン・マルコビッチになる | 原題もいい。でも邦題の方がこの映画の発想のアホらしさがよりビビッドに伝わってくるように思います。 |
オーロラの彼方へ (2000) | Frequency | 周波数 | 原題の「周波数」は、まさに物語のキー。なので悪くないタイトルだとも思うのですが、ちょっと地味。原題に比べて若干焦点のぼける邦題ですが、ストーリーの核心から外れることなく、この映画の持つ雰囲気をよりうまく伝えるものになっているように思います。 |
女はみんな生きている (2001) | Chaos | 混沌 | 原題も、どたばた感のあるこの映画の内容をひとことでうまく表現していると思うのですが、広いコトバすぎて、いったいどんな映画なのか、ちょっとイメージが湧きにくいのも事実。その点、邦題の方が、強くてしっかりものの女たちが登場する、いつものコリーヌ・セローの映画っぽさをうまく伝えています。 |
こちらのイラストを見て感動しました。表情豊かで人間味が感じられるものや、躍動感があってインパクトのあるもの、渋みのあるクールなもの・・・モノクロでこんなに出来るという事がわかり、とても参考になりました。
>その題名を目にしただけで、とりあえず観てみたくなるというか・・・
わかります。ありますよね、いちど目にしただけで頭から離れなくなるような題名って。
”「この邦題がすごい!」ベスト50”をざっと見て、「そうそう」と思わず頷いてしまうものがいくつもありました。
わたしが今思いついた印象的な題名を挙げると、「ひとまず走れ」や「髪結いの亭主」などでしょうか。
題名がいいと、内容もよく覚えているものですよね。