釣り人対談: フィッシング・イズ・ビューティフル

* 文中に、一部釣り用語がでてまいりますが、わからなくてもどうってことありませんので一切無視してください。
釣り師A: 今回ご紹介の一本は、1992年公開の米国映画、「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992)。ロバート・レッドフォードの三本目の監督作品です。時は禁酒法時代、舞台はロッキー山脈にほど近いモンタナ州の谷あいの田舎町、ミズーラ。スコットランド出身の謹厳実直で敬虔な牧師を父に持つ二人の兄弟の成長と歳月の移ろいを、モンタナの雄大な大自然を背景に、彼らの心の絆とでもいうべき鱒釣りを絡めながら、淡々と描いていきます。
釣り師B: 処女作の「普通の人々」(1980)、二作目の「ミラグロ/奇跡の地」(1988)に続いて、これまた地味な作品ですね。
釣り師C: 地味ですけど素晴らしい作品です。静謐で、厳かで。大自然と釣りの魅力を余すことなく描ききった、実にビューティフルな映画です。釣りをこよなく愛する人にとって、これはもう"心の映画"とでも呼びたくなる一本です。
「リバー・ランズ・スルー・イット」を観ると、釣りの魅力がわかる
釣り師B:それにしても上手いですね、ロバート・レッドフォード"監督"。
釣り師A: めちゃうまです。
釣り師C: この人、俳優としても素晴らしいですが、監督としても一流ですね。
釣り師B: 「普通の人々」も傑作でしたが、私たち釣り人からすれば、「リバー・ランズ・スルー・イット」はホント、立ち上がって拍手喝采の一本ですね。
釣り師C: ロバート・レッドフォードという人に、ぐっと親近感が湧きました。
釣り師A: なんだか、釣り人の釣りに対する思いを代弁してくれているかのような映画ですね。
釣り師B: まったくその通りです。
釣り師C: そんな映画を作ってくれた監督には、釣り人として感謝しなくてはいけませんね。
釣り師B: もちろんです。こんな映画を作ってくれてありがとう、ロバート・レッドフォード監督!パチパチパチ(一同拍手)
* * *
釣り師A: 「リバー・ランズ・スルー・イット」は、釣り人だけでなく、釣りをしない人にも、釣りの魅力が伝わる作品ですね。
釣り師B: おっしゃるとおりです。モンタナの大自然と峡谷の絶景、川面にジャンプする鱒のきらめき、フライ(毛鉤)を自在に操るアーティスティックな釣りの妙技...まったく溜息の出るような美しさです。
釣り師C: 「リバー・ランズ・スルー・イット」を観れば、釣りがいかに素晴らしいものであるかが一目瞭然です。
釣り師A: 釣りの魅力って、ことばではなかなかうまく説明できないですからね。
釣り師B: 至難の業です。
釣り師C: 単純に楽しいから、大自然を満喫できるから、狩猟本能を満足させてくれるから、お金で買えない喜びだから...とまあ、いくらでも言いようはあるのですが、何を言っても言い足りないような、それでいてことばを継ぎ足せば足すほど雑音もまじっていくような、そんな感じです。
釣り師A: ぜんぶ当たっているといえば当たっているんですが、なんだか後づけみたいな気もします。
釣り師B: まあ、確かに楽しいからやっているわけですが...
釣り師C: 大自然を満喫するなら釣りじゃなくてもいいだろ、みたいな。
釣り師A: 狩猟本能ってなにそれ、みたいな。
釣り師B: でも「リバー・ランズ・スルー・イット」を観ると、ああ、これだっていう気がするんですね。
釣り師C: しますね。この映画が見事に説明してくれた、みたいな。
釣り師A: 釣りのどこが楽しいの?ってよく聞かれるんですが、ごちゃごちゃ説明するよりも、この映画を観てくれればわかる、みたいな感じです。
釣り師B: 奥さんの顔色を伺いながら毎週末釣りに出かけてるようなお父さんは、なにはともあれ、「リバー・ランズ・スルー・イット」を奥さんに観せるべきですね。
釣り師C: それはすばらしいアイデアです。
釣り師A: でも釣りの映画、と言ってはダメですね。
釣り師B: それでは観てくれません。
釣り師C: そこはブラッド・ピットの映画、と言わないとダメですね。
釣りは美しい
釣り師A: 釣りと主人公たちの人生が見事にリンクしているところがいいですね。
釣り師B: ばつぐんです。
釣り師C: 主人公たちにとって、釣りは単なる趣味ではありません。いわば彼らの人生に不可欠な一種の儀式のようでもあります。
釣り師A: あのお父さんにとっては、食事も、教育も、釣りも、みな等しく神聖な行為なんですね。
釣り師B: 神との対話です。すべては神に通じる道です。魚が釣れるも釣れぬも、すべて神様の思し召しです。
釣り師C: そういえば、「ゴッドファーザーPARTII」(1974)のラストでも、湖上に出たフレドが、神に祈りを捧げていましたね。それが大物を釣るシークレットだ、とか言って。
釣り師A: あれも映画史に残る名"釣りシーン"です。
釣り師B: 釣ってませんけどね。
釣り師C: 釣る前に撃たれましたからね。
釣り師A: 話を戻しましょう。「リバー・ランズ・スルー・イット」の主人公たちは、釣りを通じて会話してるんですね。親子として、そして兄弟として。
釣り師B: 鱒を釣るという行為を通じて、とても大切なことを伝えあっています。
釣り師A: お父さんとお兄さんは、長ずるにつれ、酒とギャンブルに溺れていく弟がだんだん理解できなくなっていきます。なぜならお父さんとお兄さんは理性の人で、弟は感性の人だから。そこに肉親でも超えられない壁があります。
釣り師C: 幼いころから、もう弟は違ってました。彼の感性は、いうなれば一種の天賦の才、神様から与えられた"ギフト"です。
釣り師B: まじめで頭もいいけど、凡人でしかないお父さんとお兄さんにわかるはずがありませんね。
釣り師A: 日々の暮らしでは、二人とも弟を理解できずにとまどっています。でも、釣りをしているときだけは弟のことが理解できる。なぜなら彼らもフィッシャーマンだから。釣りの技術を通してなら、弟の感性とその天才の崇高な美しさを理解することができるんですね。

釣り師B: 弟の卓越したロッド捌きにお兄さんが見惚れるシーンはいいですね。深緑の森を背景に、しゅるしゅると伸びていくスレッド、息を呑むような美しさです。
釣り師C: 最高です。美しすぎです。
釣り師A: お兄さんと一緒に、私たちも見惚れます。
釣り師B: フィッシング・イズ・ビューティフル、と思わずいいたくなる場面です。
釣り師A: 釣りは美しい。極めれば美しい。そして釣り上げたばかりの銀鱗きらめく鱒の美しさといったらこれまた比べるものがありません。
釣り師C: カツオかマグロぐらいです。
釣り師A: 釣りは何から何まで美しい。だから私たちは釣りに魅せられて、日夜せっせと釣り場に通っているのかもしれません。
釣り師B: そういうことかもしれませんね。
釣り師A: 美しいものに魅かれるのは理屈じゃないですから。
釣り師C: おじさんが銀座のクラブに通うのと一緒です。
釣り師B: ことばじゃ説明できないはずですね。
* * *
釣り師A: 最後に弟が巨大な鱒を釣り上げる場面、あれは幼い頃に手ほどきを受けた釣りの技術が、父を超えた瞬間でもあります。
釣り師B: 鉤掛かりした魚に引っ張られて、激流を流されていく場面ですね。
釣り師C: 下手したら死にますね。
釣り師B: 溺死します。
釣り師A: でもどうあっても釣竿を手放そうとはしないんですね。
釣り師C: 釣り人だったら手放しません。
釣り師B: 私も以前、崖から誤って湖に落ちたことが三度ほどありますが、釣竿だけは決して手放なさなかったものです。
釣り師A: それはちょっとレベルが違いますね。
釣り師B: それだけ真剣だということです。
釣り師A: 確かに魚が掛かったら、その瞬間、すべてのことがどうでもよくなりますね。
釣り師B: もう鉤先の魚のことしか頭になくなる。
釣り師C: 魚が掛かった瞬間、釣り人は細い糸を介して大自然とひとつになるのです。
釣り師B: 神と繋がるのですね。
釣り師C: 恍惚の瞬間です。
釣り師A: 至福のときですね。
釣り師C: そして魚を釣り上げたとき、人はその魚体の美しさに言葉を失くし、ただただ神が創りたもうた自然の造形美にひれ伏すのです。
釣り師B: 要するに、釣りとは神との対話なのですね。
釣り師A: そりゃ何があっても釣竿を手放すわけにはいかないですね。
* * *
釣り師A: 巨大な鱒を釣り上げた弟は、お父さんとお兄さんに向かって、どうだと言わんばかりに魚を誇らしげに掲げてみせます。このときのお父さんの表情がなんともいえません。我が子の釣りの腕前が自分を超えたことを悟った、そしてそのことをリスペクトする、実に晴れやかな表情です。たとえ親子でも兄弟でも、誰かが自分よりも大物を釣ったりすれば、心のどこかに羨望と嫉妬の思いが浮かびがちなものですが、でもこのお父さんは、子供が自分を超えたことが、ただただ嬉しいんですね。自分を超えた技に感嘆し、心から祝福を送っています。
釣り師B: 釣り人の嫉妬心の業の深さを知っているだけに、このシーンは実に美しいものがあります。
釣り師A: お父さんが、幼い子供たちにフライ・ロッドの振り方の手ほどきをする場面が最初の方にありますが、あれがここで見事に効いてきますね。
釣り師C: 完璧な伏線です。
釣り師B: しかし、こんな寛大な心を持った釣り人というのは、世界広しといえども、このお父さんと魚紳さんと一平じいさんくらいですね。
釣り師C: まったくです。いやしくも釣り人なら、三平や浜ちゃんではなくこういう人物を目指すべきです。
釣り師A: しかしこうしてみると、釣りというのは単に魚を釣る、というだけの行為ではないですね。
釣り師B: まったくもって違います。
釣り師C: 釣りとは魚を釣るためだけにあらず...ヘミングウェイもそう言っています。
釣り師B: いや、言ってないと思います。
* * *
釣り師A: 釣りは第三者や自然との対話のみならず、自分自身との対話でもあります。釣りは本質的に、孤独で内省的なものですから。
釣り師B: そのあたりもきっちり描かれていますね。老いたお兄さんが、滔々と流れる思い出のブラック・フット・リバーに佇み、過ぎ去りし日々を回想しながら、一人、竿を振るラスト・シーン。余韻の残るエンディングです。
釣り師C: 川の流れは悠久なれど、人は老い、やがて消えていくのです。
釣り師A: そして思い出だけが残るのですね。
詩情漂う釣りとは
釣り師A: この映画、フライ・フィッシングだからいいんでしょうね。
釣り師B: 同じ釣りでも、もしこれが防波堤の五目釣りだったり乗合船の沖釣りだったりしたら、どう料理してみても、あの清冽でノスタルジックな詩情は漂わなかった気がします。
釣り師C: まず不可能でしょう。
釣り師A: どちらかというと「釣りバカ日誌」の世界に近くなってしまいます。
釣り師B: あれはあれでありですけどね。
釣り師C: もちろんありです。
釣り師A: 釣れればなんでも楽しいですからね。
釣り師B: でも、あまり美しくはないですね。
釣り師C: ぜんぜん美しくないです。なんででしょうね。
釣り師B: これは極めて哲学的な問題です。
釣り師C: ひょっとして餌釣りだからでしょうか。
釣り師A: そういえば「リバー・ランズ・スルー・イット」の中で、弟が餌釣りを揶揄していますね。
釣り師C: お兄さんが、彼女の兄貴をいやいや釣りに誘った場面ですね。
釣り師B: そういえばあの彼女の兄貴、約束の時間に遅れてくるんですよね。昨夜呑んでた、とか言って、へべれけになって。しかも女連れで。
釣り師C: あれは許せませんでしたね。
釣り師A: 弟も、「オレは徹夜だけど時間通りに来た。釣りは時間厳守だ」と言ってます。
釣り師B: それが当たり前です。
釣り師C: 至極とうぜんです。
釣り師B: あの兄貴は釣りをする資格がありませんね。
釣り師C: 失格です。釣りをナメてもらっては困ります。
釣り師A: さて、話が少しそれましたが...やっぱり生餌は美しくないですか。
釣り師B: 少なくとも映像的に、ミミズとかザザ虫とかがくねくねしてるのを大画面のアップで見せられたらあまり美しくはないでしょうね。
釣り師A: みんなひきますね。
釣り師C: その点、毛鉤なら問題なしです。むしろ丁寧に巻かれた毛鉤のフォルムはそれは美しい。
釣り師A: となるとルアーでもいいかもしれませんね。
釣り師B: 一考の余地ありです。少なくともスプーンはありじゃないですか。
釣り師C: ありでしょう。
釣り師A: プラグはどうですか?
釣り師B: 微妙なところです。
釣り師C: ラパラならOKな気もします。
釣り師A: しかし、そもそもルアーじゃ、あの川の流れにふわっと置くような、フライの優雅な感じは出ないかもしれません。
釣り師B: 確かに、ルアーはもっと直線的で攻撃的なイメージがあります。
釣り師C: 大自然との調和...そっと寄り添う感じはないですね。ルアーは"アート"というよりも、"スポーツ"あるいは"ゲーム"といった方がしっくりくる気がします。あくまで勝手なイメージですが。
釣り師A: 疑似餌じゃありませんが、鮎の友釣りなんかどうでしょう。
釣り師B: いいですね。あれも詩情漂う匠の釣り、という感じがします。
釣り師C: 掛けてから取り込むまでのプロセスに味わいがあって。
釣り師A: 魚体もこの上なくキレイですし、オトリを使う釣法というのも実にユニークです。
釣り師B: もし将来、日本でこの映画をリメイクするようなことがあれば、ぜひ友釣りでお願いしたいものです。
釣り師B: たぶんないでしょうね。
ブラッド・ピットについて
釣り師A: 「リバー・ランズ・スルー・イット」がやたら美しいのは、もしかしたら俳優のせいもあるのかもしれません。
釣り師B: なにせブラッド・ピットですからね。
釣り師C: 西田敏行だったらまったく違ったテイストの映画になってしまったでしょうね。
釣り師A: それにしてもこの映画のブラッド・ピットはよかったですね。
釣り師B: 最高です。
釣り師A: あの感性一筋の弟のキャラクターに、この頃の彼のたたずまいと雰囲気がぴったりマッチしてましたね。
釣り師B: 天衣無縫な感じでやんちゃで明るくてチャーミング。
釣り師C: 危なっかしくて見てられないというか、ナチュラルにリミッターが外れてる感じです。
釣り師A: ああいう人、たまにいますね。
釣り師B: たまにいます。学校に一人、あるいは会社に一人くらいの割合で。
釣り師B: 仲間とボートをかっぱらってきて激流下りをしようなんて言い出しますが、あれ、いきがっているわけでも調子に乗っているわけでもないですね。
釣り師A: 違います。かっこつけてるわけでもないです。
釣り師C: よく酒場でサラリーマンが調子に乗って口にしている「オレも昔はやんちゃでさぁ」のやんちゃとはちょっと違いますね。
釣り師B: 違います。ああいう人は70歳になってもやんちゃなままです。そもそもやんちゃという自覚がないので、自らやんちゃなどとは言いません。
釣り師A: 単に、彼のもって生まれた感性が、普通じゃ満たされないというか、アブないことに惹かれてしまうというか。
釣り師C: もって生まれた"ギフト"です。
釣り師A: 身近にいたら、ちょっと持て余しちゃいそうですね。
釣り師B: だから、ボートから投げ出されて死にそうになってもケロリとしている弟を見て、凡人のお兄さんはついキレて殴りかかっちゃったんでしょうね。
釣り師A: お兄さんタイプの私たちとしてはわかりますね、その気持ち。
釣り師B: しかし、ああいった、ナチュラルにちょっと見ててハラハラするようなやつはもてるでしょうね。
釣り師A: なにせブラッド・ピットですから。
釣り師C: それにしてもこの映画の頃のブラッド・ピット、ロバート・レッドフォードにそっくりです。
釣り師B: 笑っちゃうくらい、くりそつです。
釣り師C: 初めて観たときは、もしかして息子か、と目を疑いました。
釣り師A: 特に、あの天真爛漫な笑顔が似てますね。
釣り師B: 似てます。ハンチングなんか被ったところは、「スティング」(1973)のロバート・レッドフォードに瓜二つです。
釣り師C: そういえば役柄の性格も似ていました。「スティング」のレッドフォードも天然のやんちゃという感じでしたからね。
釣り師A: この映画の前年に「テルマ&ルイーズ」(1991)を観たときは、はっきりいってあんまり印象に残らなかったんですが...でもこれ観たときは、この人ブレイク間違いなし、と思ったものです。
釣り師B: 思いましたね。売れないわけがない、と確信しました。
釣り師C: そしてブレイクしましたね、やっぱり。
釣り師A: しまくりでしたね。
釣り師B: 面白かった出演作はたくさんありますが、でもやっぱり、この映画のブラッド・ピットの印象がいちばん強いです。
釣り師C: ホント、あの弟ははまり役でした。
* * *
釣り師A: さて、ほとんど釣りの話に終始してしまったのですが...この映画、釣りが絡まないパートもすばらしいですね。
釣り師B: もう、すべてが好ましいです。
釣り師C: 特に、男兄弟がいる人にとってはたまらんでしょうね。オレもあったぞそんなこと、って懐かしくなるようなエピソードばかりで。
釣り師A: お兄さんが彼女に家までクルマで送ってもらってサヨナラするシーン、あの日が暮れゆく瞬間の空の色がたまりません。
釣り師B: あれはまさに、子供の頃の夏休みに一日中さんざん遊びまわって、いつの間にか日が暮れて、友だちと別れて家路に着いたときに見た空の色です。
釣り師C: 甘酸っぱい思い出です。そんな、なんともいえないノスタルジアを掻き立てられる映画ですね。
* * *
釣り師A: こんな話をしていたら、なんだか無性に釣りに行きたくなってしまいました。
釣り師B: まったくです。
釣り師C: 季節もいいですし。
釣り師A: こうなったら明日は4時起きですね。
釣り師B: もう2時ですけどね。
釣り師C: 関係ありません。釣り師なら徹夜してでも行く、ですよ。
リバー・ランズ・スルー・イット(原題: A River Runs Through It)
製作国: 米国
公開: 1992年
監督: ロバート・レッドフォード
製作総指揮: ロバート・レッドフォード/パトリック・マーキー
製作: ジェイク・エバーツ
脚本: リチャード・フリーデンバーグ
原作: ノーマン・マクリーン(「マクリーンの川」)
出演: ブラッド・ピット/クレイグ・シェイファー/トム・スケリット
音楽: マーク・アイシャム
撮影: フィリップ・ルースロ
編集: ロバート・エスリン/リンジー・クリングマン
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管理人: mardigras

実は子供の頃から釣りに興味があったんですが、金魚やらメダカやらを飼っていたので後で罪悪感に苛まれるんじゃないかとか思ってしまったり。魚は大好物なんですけどね(矛盾!!)
そもそも教えてくれる人もいないので、仕方なく”釣りゲー”で遊んでました。
手軽にフィッシュファイトが楽しめて、ルアーやフライのコレクションも気軽にできる! けど、これじゃあ二つ目のイラストの様な神がかり的な美しい姿は一生拝めない・・・。
そんな私にぴったりの映画じゃあないですか!?
いやもう、Mardigrasさんが「大自然と釣りの魅力を余すところなく描ききった」というなら間違いないですね。
ぜひ観てみたいと思います。
・・・ブラッド・ピットも気になりますし(笑)