アレンジ
遙かなる山の呼び声
この家で過ごした日のことは、一生忘れません。
道
東の四季の移ろいを背景に、小さな牧場で細々と牛飼いを営む母子と流れ者の男のあいだに生まれた淡く切ない交情を、きめ細やかなタッチで情感豊かに綴ったメロドラマ、
「遙かなる山の呼び声」
(1980)。この映画、もうなんというか、私の心の中にある、北海道の原風景。これを観て北海道に憧れを抱き、そしていざ北海道を訪れたとき、まず最初に目指したのがこの映画のロケ地だった(そして去年また訪れてしまった→
こちらの旅日記
)というくらい、はじめて観たときからこの方、心をもっていかれっぱなしになっている映画です。
そんなわけでこの作品、私にとってはダントツで、もっとも繰り返し観ている邦画。これまで映画やテレビドラマを観てマジ泣きした、という経験がまったくないのですが(ホントはおんおん泣いてみたい)、高校一年の冬、テレビで初めてこの映画を観たときばっかりは、鼻の奥がツーンときて、瞼の裏がジンと熱くなって、もう涙がちょちょぎれる寸前までいったことを、よ~く覚えています(なにせそんなぎりぎり体験は、後にも先にもこれっきり)。そして、ほとんどセリフを丸覚えしてしまった今となっても、最後、牧場を去っていこうとする男をなすすべもなく見送りながら、少年が顔をくしゃくしゃにして、
「ねえ、おじさんどこ行っちゃうの?ねえ、ねえ!」
と母親に縋りつく場面になると、もううるうるときて、今にも感情の堰が壊れそうになってしまうのです。
何がいいって全部いい
北
国の過酷な大地で、幼いひとり息子を女手ひとつで育てながら、酪農の仕事をなかば意地になって続けている、気丈で明るさを失わない、しかしどこか幸薄い女性、民子。そんな母に寄りそう、その面立ちにまだ幼さを残した健気でいじらしい少年、武志。そして寡黙な上にも寡黙、男らしいというにはあまりに無骨で無愛想すぎる、実は過去に犯した罪から逃げ続けている男、耕作。映画は、そんな母子と男が出遭い、手探りで心と心を通わせながら、やがて男と少年のあいだに絆が生まれ、そして男と女のあいだに愛がはぐくまれていくさまを、美しくも厳しい牧場生活の日々の中に、丹念に描いていきます。
そもそもこの手のジャンルがあまり好みでないにもかかわらず、ありがちといえばこの上なくありがちなフォーマットで展開するこのドラマにどうしてこうも感動してしまうのかといえば、それは結局のところ、男を高倉健が演じ、女を倍賞千恵子が演じ、そして少年を吉岡秀隆くんが演じて北海道を舞台に山田洋次が監督しているから――とまあ、あまりによすぎて整理がつかず、そんな言い草しか思いつかないほどに、「遙かなる山の呼び声」に描かれた情景の一コマ一コマは、ことごとく私の感動のツボを刺激してやみません。このドラマがリアリズムの衣を巧妙にまといつつも、しかしその実体は、現実にはあり得ないファンタジーであることを承知の上で、でも道東のどこかに民子や武志のような母子がホントにいるんじゃないか、そしてこんな素朴で、強く確かな人と人とのふれあいがあったりするんじゃないか――そんな感傷的過ぎることを、この映画を観るたび、ついつい思ってしまうのですね。
ひたむきな女の情感と(高倉健だから許される)不器用にもほどがある男
春
まだ浅いある嵐の夜、道に迷い、一夜の宿を求めて牧場を訪れたひとりの男。
「なんだろう今頃、気持ち悪い」
と怯える母子の不安は杞憂に終わり、夜更けに牛のお産を手伝った男は、その翌朝、静かに礼を告げて去っていきます。そして季節は変わって夏。ふたたび牧場に姿を現した男は、いくらでもかまわないからしばらく働かせてもらえないか、やぶから棒にそんなことを言い出します。民子は断りきれず、ためらいながらも男の頼みを受け入れますが、しかし男は名前を名乗ったきり、過去や事情を一切語ろうとはしません。
何かいわくのあるらしい、素性の知れない男との距離を測りかね、なかなか警戒心を捨てきれない民子。そんな彼女のとまどいをよそに、納屋に寝泊りしながら、女手にはキツい牧場の力仕事をただ黙々と、ひたむきにこなしてく男。そして突然現れた見知らぬ"おじさん"に対する好奇心を隠そうともせず、まるで父親を慕うように懐いていくわが子――。
本質的に男手を必要とする環境の中で、実直で逞しい男の存在は、いつしか民子にとって、無くてはならないものとなっていきます。そして女手ひとつで牧場を必死に守り続けてきた、気丈な女性の心に芽生えたそんな依存心は、いくつかの出来事を経て、これまたほとんど必然的に、男に対する艶やかな恋心へと変化していきます。
人に弱みをみせず、また軽々しく男を好きになることもない、人並み以上の重荷を背負った、いかにも芯の強い女のみせる抑制された情感は、好きだとか愛しているといった直接的なことばを口にしないがゆえに余計、いじらしくて可憐です。何気なさを装いながらも、男に向ける表情やことばに自然と弾むような感情が滲み出て、こればっかりは年齢と関係のない、恋する女性の喜びが、痛いほどに伝わってくるのですね。
そしてそんな女とは対照的に、出会った日と変わることなく、ただ黙々と額に汗し、わき目もふらずに牧場の仕事に精を出す男、耕作。彼を慕う少年、武志に次第に気を許し始めながら、しかし民子に対しては、雇い主と雇われ者の境界を一歩も踏み出すことなく、ストイックに礼儀正しい態度を保ち続けます。
映画の中盤、函館から訪ねてきた兄(鈴木瑞穂)に、いつまでこんな寂しいところにいるんだと尋ねられ、
「できれば何年でもいたいんだ」
と答える彼が、牧場での生活に確かな安息を見出しながら、しかし正味のところ、民子のことを女としてどう考えていたのか、それは実は、ついに明言されないままに終わります。
民子の想いを知ってか知らずか、頑なに距離を縮めようとしない耕作の態度は、詮索されたくない過去をもち、人を好きになるような贅沢が許されない身の上であることをわきまえているのと同じくらい、悲しいほどにコミュニケーション能力が欠如しているせいでもあります。無理を言って雇ってもらった民子に事情を聞かれ、
「別にわけなんかないです。すみませんがそういう話はあまり聞かないでください。奥さんに関係のないことですから」
などと無愛想な返事を返すことしかできない、ぶっきら棒で言葉を飾るすべを知らない男は、映画の終盤、
「今夜から私のうちに泊まって。もう夜は寒いし。それにあの、もう他人と思っていないから」
と精一杯のことばで愛を告白する民子と対照的に、とうとう最後の最後まで、己の感情をはっきりことばにすることなく、ただひたすら、女の愛に対して受身であり続けます。
そんな男が唯一、彼女の内面に踏み込んだ、同情めいたセリフを口にする場面があります。兄が訪ねてきた晩、納屋にやってきた民子に兄の土産のコーヒーを淹れながら、思い切ったように、こんなことを尋ねるのです。
「辛くありませんか...この仕事、やめたいと思ったことはありませんか」
映画の中盤、新婚旅行で東京からはるばる民子を訪ねてきた従兄弟のかっちゃん(武田鉄矢)が、新妻(木ノ葉のこ)に向かって
「なんか可哀相なんだよな、あの姉さん」
なんてことを呟きますが、表現は違っても、耕作の思いもこれと同じでしょう。
"可哀想だた惚れたつて事よ"
とは夏目漱石の
「三四郎」
に出てくる主人公の友人、与次郎のセリフです。耕作の民子に対する気持ちは、口には出さずとも、要するに、きっとこれなんですね。
* * *
無骨な男に対して一途に純情を募らせていく女。ひたむきな女に対してただひたすら受身であり続ける男。そんな二人のコントラストの上に描かれる、切ないにもほどがある牧場での別れ、そして雪原を走る列車内での思いがけないにもほどがある再会のドラマには、まったく何度観ても、あざといなどという感想をはるかに越えた、いわく言葉にしがたい感動がこみ上げてきます。
警察に追われている身であることを明かし、牧場を出て行くと男が告げた夜、
「いかないで、どこにもいかないで。私、寂しい」
と縋りついた、そして翌朝、待ち構える警察に向かって歩いていく男の後姿を、泣きじゃくるわが子の横で、ただじっと涙をこらえて見つめていた、そんな、どこまでも幸薄い自らの運命に心が折れてしまったようにみえた民子が、最後の最後、手放しかけた幸福を再びその手に掴みなおそうとするかのごとく、列車で護送中の耕作の前に決然と姿を現す、その力強い意思と行動力に、思わず胸が熱くなります。
そしてそんな女とは対照的に、あくまで無言を貫きとおし、献身的な女の愛にただ感極まって涙を流す、どこまでも不器用な男のたたずまい。男らしいにもほどがある、というより、ほとんど失語症かはたまたデクノボーのようなそのだんまりっぷりになかば呆れつつ、しかし心のどこかで憧憬に近い思いを抱いてしまうのは、なんだかんだで私の中に、異性に対する感情を軽々しく口に出すような小器用さに反発を感じてしまう、そして寡黙であることこそが男の最上の美徳であると思ってしまう、昭和生まれの古い日本人の血が流れているからでしょう(ま、単に高倉健がカッコいいということなんですが)。
果報者の男に激しく感情移入しつつ、自分もこんなふうに生きてみたい、そしていつか、こんな女にめぐりあって感動的な愛の局面を経験してみたい...と、この映画をはじめて観た頃の私は、そんな男にとって都合のよすぎることを真剣に夢見ていたものですが、しかしあれから幾星霜、振り返ってみれば、それにつけてもぺらぺらとよくしゃべる小器用な人生を送ってきたものよ、とあの頃の理想と来し方のあまりのギャップに、思わず目の前がくらくらしてしまうのです。
君付けで呼びたくなる吉岡秀隆"くん"
と
まあ、役者の個性をそのまま投影したかのような役柄を演じる高倉健と倍賞千恵子、そんな二人の織りなす男と女のドラマがよすぎるのは当然として、この映画に漂う叙情をひときわ味わい深いものにしている存在が、民子のひとり息子、武志を演じる吉岡秀隆くん。同じ北海道を舞台にしたテレビドラマ、
「北の国から」
でみせた、演技とはとても思えない名演技同様、この作品でもまた、武志という名の少年が中標津に本当にいるとしか思えない、神がかったリアリズムでもって、登場する場面のことごとく、おいしいところをかっさらっていきます。
記事の冒頭で触れた、牧場の別れの場面は言うまでもなく、もう映画の出だしからして、嵐の夜に母親と二人きりでちゃぶ台を囲む場面の生活感、あるいはとつぜん現われた男に食事を運ぶ場面の子供らしい怯えとほんのちょっぴりの好奇心、はたまた夜中に目を覚まし、横に寝ていたはずの母親がいないことに気づいたときの火のついたような焦燥感、さらには男に
「ぼうや、父さん、いないんか」
と聞かれ、
「死んだ」
と答えるセリフの抑揚と間合いに込められた寂寥感...とまあ、どれこれも、君、実は全部経験したことあるんじゃないの?と言いたくなるようなエモーションのリアルさで、もう目と耳が釘付けになってしまいます。この映画の撮影当時、吉岡少年はほんの九歳。表面的な演技のうまさもさることながら、小学生とはとても思えない、そのあまりに的確な感情表現に、「北の国から」と同様、何度観てもうむむと唸らされてしまいます。
「北の国から」や「男はつらいよ」を通じて、定期的にその成長を見守ってきた(ように錯覚してしまう)せいか、またその面影が幼い頃の私の弟にそっくりだったせいか、大人になった今現在の姿はともかく、昔の映画やドラマに出てくる彼を目にすると、勝手ながら他人のような気がしないというか、なんだか遠い親戚の子供を見ているような親近感を感じてしまいます。そんなわけで呼び捨てにするのがどうも忍びなく、ついその名前に君付けしてしまわずにはいられない(元)天才子役、吉岡秀隆くん。独特の存在感で、いまや日本映画界に欠かせない存在として、数多くの映画に出演しまくっている彼ですが、しかしほぼ出ずっぱりで高倉健や倍賞千恵子を食いまくる、この「遙かなる山の呼び声」こそ、「北の国から」にまさるとも劣らない、彼の永遠の代表作ではないかと思うのです。
"ハナ"は桜木、男は"虻田"
こ
の映画にはもうひとり、忘れがたい人物が登場します。そう、それが人工授精師の渥美清、ではなくて獣医の畑正憲、でもなくて、"道東ではちょっとは知られた存在"こと、"虻田三兄弟"の長兄、ハナ肇演じる虻田さん。いかにも田舎の小金持ち然とした空気をまとい、かねて岡惚れしていた民子のうたた寝姿を目にして、ついムラムラと襲い掛かってしまったりするこの男、映画の中では飛び抜けて、身も蓋もない生々しさを感じさせる人物ですが、兄弟まとめて耕作にやっつけられてからは、彼のことを"アニキ"と慕って何くれとなく世話を焼き始め、いつの間にか、この映画の甘さを象徴するような、男気溢れるファンタジックな人物に変貌してしまいます。
ラスト、民子とともに列車に乗り込んだ虻田さんは、刑事たちの目をはばかった下手な小芝居で、刑務所を出所するまで、民子と武志の面倒を"あのバカ"(自分こと)がみるから心配いらない、と耕作に告げ、男泣きに泣き崩れます。山田監督の初期作品、
「馬鹿まるだし」
(1964)で、ハナ肇演じる馬鹿で無頼で無類のお人よしの主人公が、「無法松の一生」の旅芝居を観て、夫を戦地にとられた女性に密かな思いを寄せる自分の心情を無法松に重ね合わせますが、この「遙かなる山の呼び声」の虻田さんこそ、想い人の幸せを祈って無償の献身を捧げる無法松の心意気を持った人物なのであり(前半はまったく逆ですが)、だんまり専門の耕作とはまた違ったタイプの男らしい漢(おとこ)として、この映画の締めくくりの感動を、2倍にも3倍にも膨らませているのですね。
「遙かなる山の呼び声」の山はどこに
見
渡す限り平らな牧草地の広がる根釧台地を舞台にした、周囲四方、山なんてどこにも見当たらないこの作品のタイトルが「遙かなる山の呼び声」であるのは、実はこの映画のヒントになったといわれている西部劇、
「シェーン」
(1953)のテーマ曲、
"遙かなる山の呼び声"
にちなんだものとされています(佐藤勝の手がけた、"遙かなる山の呼び声"にちょっと似ていなくもない、この映画の土臭いテーマ曲もまた、ばつぐん)。そんなことを知ったのは、この映画を観てからかなり経ってからのことで、そんなわけで初めてこの地を訪れたときは、駅に降り立ってあたりを見回しながら、
あれっ、どこにも山がない!?
と当惑してしまったものです。
昨年、再びこの地を訪れた際、中標津の町から15キロほどのところにある、開陽台という小高い丘に足を運びました。圧巻の眺望330度、根釧台地をぐるりと見下ろす展望台から眺めると、意外や意外、平地からは見えなかった山々があちこちに聳え立っていて、遥か北には知床連山のどっしりとした山塊、海の向こうにうっすらと浮かぶのは国後の泊岳、転じて西に目を向ければ雌阿寒岳の威容に摩周湖周辺の山々、そもそもそんな遠くを眺めずとも、丘のすぐ近くには武佐岳に標津岳、とまあ、むしろこれじゃいったいどれが"遙かなる山"なのかわからないじゃないか、というくらいの山、山、山だったのでした。
「家族」、「故郷」そして「遙かなる山の呼び声」
.
..とまあ、そんなことはどうでもいいのですが、そもそも開陽台を訪れたきっかけは、20数年ぶりに訪れたこの映画のロケ地、今はなき旧国鉄標津線上武佐駅の跡地に立てられた、
この映画の看板
の後ろに掲示されていた、映画の撮影裏話の載った新聞記事を読んだことでした。その記事に、同じ山田洋次監督作品である
「家族」
(1970)が「遥かなる山の呼び声」の前日譚であること、そしてそのロケ地が開陽台だったことが記されていて、これは行かずばなるまい、と足を延ばしたのですが...そもそもその記事を読むまで、迂闊にも、「家族」と「遙かなる山の呼び声」が繋がっていたことにちっとも気づいておらず、主人公の名前が同じ風見民子であるというその記事の内容に、激しく衝撃を受けてしまいました。
高度経済成長真っ只中の好景気に沸き立つ日本にあって、繁栄に取り残されてしまったような一家が九州から北海道への入植を決意し、日本を縦断しながら旅していく様子をドキュメンタリータッチで描いたロードムービー、「家族」。言われてみれば、細部の設定が異なるものの、「遙かなる山の呼び声」と物語の大筋に整合性があって(夏目漱石の
「三四郎」「それから」「門」
三部作みたいな感じ)、なるほど確かに繋がっていたのだなあ、だとすれば、これまた不器用が服を着て歩いていたような井川比佐志の演じていた民子のダンナは死んでしまったのだなあ、などとしみじみ感慨深いのですが...ただ、この「家族」という映画、山田監督の作品にしては珍しく、リアリズム一辺倒の冷徹な目線で描かれていて、ファンタジックな大人の御伽噺とでもいった「遙かなる山の呼び声」とは、その舌触りが180度違うのですね。
実は、「家族」と「遙かなる山の呼び声」の間にもう一本、風見民子という名前の女性を主人公にした、
「故郷」
(1972)という作品が作られています。時代の波に乗り遅れたある一家が、故郷を捨てて移住を決意するまでを、これまた苦味たっぷりに(そして微かな希望を込めて)描いたこの作品が、「家族」の前日譚として地続きであることには、もう100%納得がいくのですが、しかし「故郷」の8年後に作られた、これ以上ないほどの甘さで締めくくられる「遙かなる山の呼び声」が、これらの物語の顛末であるとするには木に竹を接いだような違和感があって、やはりこの作品は、「家族」「故郷」とは別物として、心の中の別の場所にしまっておきたい...そんなふうにも思うのです。
遙かなる山の呼び声
(英題:
A Distant Cry from Spring
)
公開: 1980年
監督: 山田洋次
製作: 島津清
脚本: 山田洋次/朝間義隆
出演: 高倉健/倍賞千恵子/吉岡秀隆/ハナ肇/鈴木瑞穂/渥美清/武田鉄矢/木ノ葉のこ/畑正憲
音楽: 佐藤勝
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
@
2010-04-15
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[
C
566
] 山田洋次監督は
『幸せの黄色いハンカチ』と『寅さんシリーズ』がやはりすぐにでてきます。
今年のベルリナーレで『おとうと』(まだみていません)が上映されていて、今までの映画制作への労う賞を受けていました。『家族』はみたのですが、この『遥かなる山の呼び声』どうもみてないようですぐにでも見たい気がします。
今日の3枚のそれぞれの主人公の絵、特徴がよく出ていて特に健さんのともすれば朴念仁とでもいえる表情がいいですねっ。
2010-04-16 07:31
ヘルブラウ
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[
C
568
] >ヘルブラウさん
もし「幸せの黄色いハンカチ」と「寅さんシリーズ」がお好きでしたら、この映画もきっとお気に召すことと思います。この映画で高倉健と倍賞千恵子の演じる男女のたたずまいは、「幸せの黄色いハンカチ」の二人の雰囲気とも被ります。なにより作品全体から受ける感動の質がとてもよく似てます。
ベルリナーレって、ベルリンの映画祭のことですね?「おとうと」が出品されてたんですね。山田監督が賞を受賞したなんて聞くと、山田監督の描く世界の人情って日本人以外にも伝わるものなんだなあと、人ごとながら、なんとはなしに嬉しくなります。
今回のイラスト、3枚ともけっこう苦労したので、特徴が出ているとおっしゃっていただけて、すごく嬉しいです。描いてて思ったのですが、健さんって、立ち姿の姿勢が独特で、特徴があるなと感じました。いずれ「幸せの黄色いハンカチ」のことも書こうと思ってますので、そのときにまた、健さんに挑戦します!
2010-04-16 23:51
mardigras
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[
C
570
]
お久しぶりで~す☆
二人して「黄色いハンカチ」より
こちらの作品が好きです☆
私はこの映画を観て
「女優ってホント大変な職業だなぁ」と思いました。
papaさんにタッチ☆
「シェーン」があって出来た作品ですが
こちらの方が更に人情深いきめ細かな映画になりました。
この映画はフランス映画ジャン・クロードバンダム主演の
「ボディ・ターゲット」が・・・パクっていますね☆
「幸せの黄色いハンカチ」はハリウッドがリメイクするし
山田洋次監督作品は海外も注目しています。
2010-04-17 06:21
harunayamanekoーmama&papa
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[
C
571
] >harunayamanekoーmama&papaさん
こんにちは、お二方お揃いでようこそ~!
「黄色いハンカチ」よりこっちがお好きとのこと、いや~うれしいです!
この映画の倍賞千恵子は牛のお産やら乳搾りやら、はたまた牛舎の掃除や牧場の力仕事やら、ホントに汗まみれになって働いてましたね。私は牛のお尻に腕を突っ込んでいる渥美清を見て、男優ってホント大変だな~と思いました(笑)。
「シェーン」はこの映画のずいぶんあとに観たんですが、こちらもいい映画ですね~。でも日本人だからか、やっぱり「遥かなる山の呼び声」の人情により強く惹かれてしまいます。
「ボディ・ターゲット」って観たことないのですが、そうなんですか!?うわわ、バンダムが高倉健ですか...なんだか観たいような観たくないような...(笑)
「幸せの黄色いハンカチ」のリメイク、ウィリアム・ハート主演ですね!アメリカ人がこの映画をどう解釈したのか、はたして味付けはオリジナルのままなのか、これはちょっと観てみたい気がします。
2010-04-17 16:25
mardigras
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[
C
801
] 北海道行きてぇー!
実は、北海道へは、まだ、行ったことがありません。倉本聰さんの本を読んだり、北の国からのハンドブックを持っていたりするのに・・・死ぬまでには行きたいなぁ。高倉健さんと言えば、役がハマり過ぎていて、ヤクザ映画路線から、なかなか脱却出来ずに(逃亡者のデビット・ジャンセンみたいに)、もう、演じる役がないと思われた所で、山田洋次監督作品で、新境地を得て、今に至る訳で、過去を背負ってグッと我慢をした感じが、ハマっています。私生活の健さんは、お酒が飲めず(飲まず?)、コーヒーが大好きだとか。この映画の中でも、コーヒーの入れ方が、大変うまいような気がしました。「自分は、不器用ですから・・・」健さんだから、許されるセリフなんでしょうね。ありがとうございました。
2011-06-04 19:00
砂まじりの茅ヶ崎
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[
C
802
] >砂まじりの茅ヶ崎さん
私も行きたいです、北海道(笑)。今頃はさぞかし爽やかで気持ちいいことでしょう。。。
「北の国から」お好きでしたら、富良野と麓郷は間違いなくハマりますよ~。
高倉健のヤクザ映画ってほとんど観たことなくて、私にとっては「幸福の黄色いハンカチ」以降、特にこの映画の健さんこそが健さんのイメージそのものだったりします。とはいえ"過去を背負ってグッと我慢をした感じ"というのは、一連のヤクザ映画のイメージがあってこそのものなのかもしれないですね。。。おっしゃるとおり、この映画のコーヒーを淹れる健さんの姿はいかにも板についていて印象的でしたね!あまりにカッコよかったので、当時、真似してコーヒー道具を買ってしまったくらいですが(こちらの記事→
http://cinema200.blog90.fc2.com/blog-entry-55.html
)、今は毎日インスタントです(笑)。
2011-06-05 19:00
Mardigras
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[
C
810
] 吉岡くん、かわいい
初めまして。
吉岡くんの大ファンです。
吉岡くんのイラストに感動しました。
吉岡くんのこと いっぱい褒めてくれているので
我が事のように嬉しいです。
私は去年、南アルプスに行きました。一週間の縦走して、すぐ目の前のライチョウに、ドキドキしました。警戒心がなくて、私のこと、何てことのない存在としてみてもらえて、うれしかったです。
北アルプスの写真、素晴らしいです。
また、遊びに来ます。
ありがとうございました。
2011-06-25 16:19
おりんこ
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[
C
811
] >おりんこさん
はじめまして、コメントありがとうございます!
ファンの方にイラスト褒めていただけるなんて嬉しいです!
吉岡"くん"ですよね~、やっぱり(笑)。
南アルプス、、、北アルプスとはまたぜんぜん違った魅力がありますよね~。縦走一週間となるとテント泊ですね。ザックの重量も相当だったでしょうね。。。私もいつかそんなロング・トレイルに挑戦してみたいです!
ライチョウ、、、私は四度目の正直でやっと、でした。南アルプスのライチョウは貴重ですね。目の前で遭遇なんて羨ましすぎます!
そんな南アルプスにリニアを通す計画が着々と進められているみたいですが、せめて南アルプスくらい、いつまでも手つかずの自然が残る静かな山域としてそっとしておいてほしいなあと思います。。。
ではまたどうぞ遊びにいらしてくださいね~。
2011-06-26 14:55
Mardigras
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[
C
812
] 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-06-26 16:31
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[
C
834
] 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-08-04 23:55
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[
C
855
] 遥かなる山の呼び声
Mardigrasさん、こんばんは~
台風一過の北海道に行ってきますね。
たった2泊3日で中標津~養老牛温泉の立ち寄り湯(今は健さんの写真しか展示していないそうです)釣りキチ~は展示しているみたいです。そしてがんばって富良野まで、麓郷めざして、走ります。
2泊3日吉岡くん三昧で遊んできます!
2011-09-21 20:33
おりんこ
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[
C
856
] >おりんこさん
いよいよですね!
もう今頃は北海道でしょうか?もしかするとドライブ中?
スケジュール、キツそうですけど、でもそれだけ"濃密"ともいえますね~。
初秋の北海道を心行くまで満喫してきてくださいね~!!
2011-09-22 20:10
Mardigras
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[
C
857
] 遥かなる山の呼び声
Mardigras さん、ただいま~~
先週の今ごろ、ヘロヘロになって家に着きました。
予想以上に濃ゆ~い旅でした。
『熊出没注意』はクリアーしたんですが、代わりにお巡りさんが出没して、行く手を阻み、難儀しましたが、すったもんだの末、大事には至りませんでした。
中標津、行くことができて本当に良かったです。
Mardigras さんの記事を読んでいなかったら、諦めていたと思います。
ロケ地の看板、まわりの佇まい、懐かしい場所に足を踏み入れた気分になりました。
開陽台、素晴らしかったです。曇り空でしたが、気持がグーンと外に向かう場所ですね。
広々とした緑の中の牛の群れ。幸せそうな牛に見えました。
中標津の住民になりたくなりました。
Mardigras さんはお仕事が忙しくてそれどころではないと思いますが、旅の記録を二つのスライドショーにしました。息抜きに数分の時間があったら、のぞいてみてください。
シマフクロウの旅館を探していたら、
http://www.nakashibetsu.jp/nakashibetsu.nsf/b2221151c6a1fb1f49256b0e00421644/2502f83f7e967d0f49257018002b22bd/$FILE/ns15_12.pdf#search=
時間がなくてこの宿の前でUターンして富良野に向かったんですが、今度は是非、宿泊したいもんです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazetoge/top/camp/yh.htm
世の中にはこんな幸せなひともいるんですね。
Mardigrasさんの旅の記録のおかげで心に残る北海道旅行ができました。
ありがとうございました。
2011-10-02 22:48
おりんこ
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[
C
860
] >おりんこさん
ご返事遅くなりましたが、、、お帰りなさい!!
お巡りさんの出没、、、わはは、大事に至らなくてよかったですね~。
私は夜のすいすいの国道で危うくネズミ捕りに引っかかりそうになりましたが、対向車がパッシングしてくれたので助かりました。
中標津、行かれて、ホントによかったですね!!
行こうと強く決心しないと、なかなか足が向かない(そして行くには遠すぎる)ところかもしれませんね。
でもだからこそ、行った満足感は倍増、みたいな気がします。そういえば倍賞千恵子さんは中標津に別荘があるそうですね。。。
開陽台は私も前回が初めてだったんですが、心が晴れ晴れする場所でした。開陽台とはホント、言い得て妙な地名だなあと思います。
養老牛温泉は、私、もうひとつの方の旅館の立ち寄り湯に入ったんですよ、こっちの旅館がこんなに山田作品に縁があるなんて知らなくて。でもあとから「夜霧にむせぶ寅次郎」見ると、確かにこっちの旅館が出てたりして、私の中ではここはいずれまたいつか必ず訪れなくてはならない場所、、、となってます。
おりんこさんのスライド、これから見させてもらおうと思ってます。楽しみにしています!!
2011-10-10 00:54
Mardigras
URL
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[
C
869
]
Mardigrasさん、お久しぶりです。
とうとう12月のカレンダー、ビリーワイルダー監督まできましたか。すごい、そっくりですね。
今年のマイ読書ベスト5のうち三冊は吉村昭ですね。その中に海も暮れきるが入っていて、うれしかったです。
先日、テレビで『邦画を彩った女優たち 倍賞千恵子』を放送していました。さくら 民子 桐子 そして・・がサブタイトルです。倍賞千恵子さんのインタビューが中心ですが、山田監督、倍賞美津子、浅丘ルリ子さんたちの語りも入り、民子・・家族、遥かなる山の呼び声のロケ地、映画のシーンも流れていました。開陽台からの景色も見えましたよ。倍賞さんは別海町に別荘があり、釣りも楽しんでいるような恰好をしていました。
見ごたえのある番組でした。
再放送 12月28日(水) 12時~12時59分
BSプレミアムであります。
10月下旬に南アルプス聖岳東尾根に挑戦しました。
雄大な赤石岳がとてもかっこよかったです。
この山の地下を掘ってリニアカーを通すなんて、・・・考えたら怒りで鼻血がでそうになりました。
2011-12-07 14:19
おりんこ
URL
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[
C
870
] >おりんこさん
おりんこさん、こんにちは!
ご返事が遅くなりすみません。。
カレンダー、作ったばっかりだと思ったのにもう年の瀬ですね~。残念ながら2012年版は作れそうにありません。。。
今年の私の読書はホント、吉村昭再評価の年でした。「三陸大津波」がいかに教訓に満ち満ちていたのかを知った上で「関東大震災」を読むと、東京に住む人間として、こんな貴重な本はないような気がしてきました。「海も暮れきる」はおりんこさんが薦めてくださった本でしたね。これもホントよかった。私の中の吉村ブームはまだ続いていて、今も「冬の鷹」を読んでます。そうそう、文芸春秋の特集号も読みました!実はすごい近所に住んでいたということを、初めて知りました。吉村昭の書斎の窓から見える公園は、私がいつも散歩している公園です。お蔵入りの「破獄」の映画シナリオも読みました。ああ、映画化してほしかったですね。。。
「邦画を彩った女優たち 倍賞千恵子」、、、教えてくださってありがとうございます。年末の楽しみが増えました!桐子は「駅 STATION」ですね。登場場面は少なかったですが、あの映画でもっとも印象に残る情景といえば、やっぱり高倉健と倍賞千恵子のエピソードです。
聖岳東尾根ってもしかして道なき道ですか?ちょっとした冒険ルートですね。おりんこさん、すごいです!リニアは環境面からの慎重論や反対意見がまったくといっていいほど主要メディアに取り上げられないのが不思議でなりません。。。この国にとって本当に大切なものが何か、いまこそじっくり考え直す時期だと思うんですが、少子化低成長の時代、いまさら貴重な国土に穴を開けてあんなもの作ってどうするんですかね、、、ホント、日本はいまだ高度経済成長時代のグランドデザインからまったく脱却していないのだな~と思います。立派なハコモノばかりあって人影のない過疎の村、、、このままだと数十年後の日本はそんなどこかで見たことあるような風景が国レベルで広がる過疎の国になってしまうような気がします。。。
私はこの秋はけっきょくどこにも行けませんでした。。。できればお正月休み、近場の山に日帰りで行ってきたいと思ってます。おりんこさんのブログへもすっかりご無沙汰ですが、休みなったらゆっくり読ませていただきたいと思ってます。
ではよいHoliday Seasonをお迎えください!
2011-12-17 13:02
Mardigras
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[
C
873
]
Mardigrasさん、こんにちは
お忙しいのに 返事をくださり、ありがとうございます。
吉村昭の近所に住んでいたとは、奇遇ですね。
冬の鷹はまだ、読んでいないので来年は一番に読もうと思います。それにMardigrasさんのマイベスト『わが魂を聖地に埋めよ』も読んでみたいです。同じ書棚に並んでいそうな『今日は死ぬのにもってこいの日』も
心に刻まれる言葉がありました。
私もMardigrasさんの真似をして、南アルプス聖岳東尾根の登山日記を記事にしました。怖い思いをしたので、記事にしましたが、わざわざ、読んでいただくほどの内容ではないです(汗)写真は見ていただけたら、有難いです。いつか、そのうちに・・来てくださいまし。
先日、ウッディ・ガスリーの『わが心のふるさと』をwowowで観ました。何回も観たくなるいい映画でした。
Mardigrasさんの過去記事、少しずつ読んでいます。
また、来年も 読ませていただきます。
ありがとうございました。
よいお年を迎えてください。
2011-12-31 12:10
おりんこ
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[
C
876
] >おりんこさん
あけましておめでとうございます!
吉村昭の近所...このあたりには実はけっこう私の好きな文筆家が住んでまして、、、街のレストランや公園で漫画家の楳図かずおをしょっちゅう見かけます(笑)。ほかに島田荘司だとか花村満月だとか諸星大二郎だとか、それに亡くなってしまいましたが阿佐田哲也の家もこの辺だったようで、そうそう、文芸春秋に吉村昭も書いてましたが、輪島功一さんが犬の散歩をしながらゴミ拾いしているのにもよく出会います(笑)。
「冬の鷹」、よかったですよ~。ぜひぜひ。「わが魂を聖地に埋めよ」は、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の時代背景に興味が湧いて、いろいろ読んでいるうちにぶち当たった本なのですが、ちょっとオーバーに言えば、歴史に埋もれた真実をまたひとつ知った気持ちにさせられた、それそこ吉村昭の本と同じように、本を読む喜びを強く感じさせてくれた一冊(というか上下二冊)でした。「今日は死ぬのにもってこいの日」、私も読んでみますね~。
聖岳東尾根の山行記、さきほど、ようやく読ませていただきました。南アルプスの奥深さと山塊の大きさがひしひしと伝わってくる、素晴らしい記事を堪能させていただきました。そしていうまでもなく、写真の見事さに溜息が出ました。。。ザレ場の恐怖も、無事下山された今となっては、ただただよい思い出ではないでしょうか??(笑)
年末になってようやく時間ができ、12/30に近場の山へ日帰りで出掛けたのですが、甲府盆地を隔てた遥か彼方に、真っ白に冠雪した聖岳、赤石岳、悪沢岳、、、から北岳まで、南アルプスの山々が遠望できて、ああおりんこさんはあそこへ登ったのだな~としみじみ思いながら眺めていました。南アルプスというと、そのアプローチの長大さについたじろいでしまっているのですが、今年あたりはおりんこさんを見習って挑戦してみたいと思います。
ウッディ・ガスリーの「わが心のふるさと」、、、残念ながら観てません(というか最近ぜんぜん映画を観てません)。そうそう、NHKの倍賞千恵子の番組も、どうやら再放映日が変更になっていたらしく、見逃してしまいました(泣)。気長にまた再放送されるのを待ちたいと思います。。。
2012-01-02 12:29
Mardigras
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[
C
940
] 遥かなる山の呼び声
こんばんは~
BSプレミアムで『遥かなる山の呼び声』の放送があります。
きっと画像がきれいかと 思います。
プレミアムシネマ BSプレミアム 高倉健特集
2012年 6月14日(木) 午後 1時~3時05分
http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/
2012-06-12 22:52
おりんこ
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[
C
941
] >おりんこさん
情報ありがとうございます~!
チェックしますね!!
2012-06-13 20:05
Mardigras
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[
C
942
] こんにちは☆
私は今回のBS3のオンエアが初見で、
この記事も、初めてゆっくり読ませて頂きました☆
イラスト、3人ともそれぞれ素敵です♪
特に健さんは、やっぱり「健さん」なのですよね~。
今年「冬の華」再見しました。オンエアが嬉しかったです。
あの役柄・ラストシーン、健さんだからこそ、の作品でした。
(「飢餓海峡」初見して、チョイ役でしたが、こちらも若き健さん、光っていました)
>あざといなどという感想をはるかに越えた、いわく言葉にしがたい感動がこみ上げてきます。
でも・・・ごめんなさい、mardigrasさんの、この映画に対する想いは、
読ませて頂いて、本当によく伝わってきましたが、
私はこういう“山田洋次らしい作品”が、いまひとつ・・・でして・・・。
(好きなのは「息子」だけです(笑))
>刑務所を出所するまで、民子と武志の面倒を"あのバカ"(自分こと)がみるから心配いらない、と耕作に告げ、男泣きに泣き崩れます
でも、このシーンだけは、ハナ肇さんに泣かされました。
(・・・本当に一回も泣いた事ないのですか??? この映画に限らず)
>「家族」、「故郷」そして
このことは、昨年だったか、倍賞千恵子さんの特集で見ました。
どちらも未見ですが、機会があれば・・・と思っています。
長々失礼いたしました。 良い土日をお過ごしくださいね~♪
2012-06-16 09:25
miri
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[
C
943
] こんにちは!
mardigrasさんが記事を書いていたなぁと思いつつ観賞しました。健さんがホント素敵でしたね~。乗馬姿に痺れました。
民子さんもたくましくて、虻田を棒で叩いて追い出すとこなんかスカッとしました。健さんに対しても警戒心が強くて、それがだんだんと柔らかい態度に変わっていくのがよかったです。
一番活き活きして見えたのはやっぱり少年。夜中に目が覚めて、竹刀を持ってお母さんを探すシーンは、さすが民子さんの息子だ!と思いました。一方で、健さんとの約束を浮かれて破っちゃったり、子供らしい一面も。
カニをまるごと一匹というのもインパクトありました!
「家族」と繋がっているというのは、どこかで聞いたかもしれないけど忘れてましたね~。本当にぜんぜん雰囲気がちがうので、別物と考えた方がいいかも。
2012-06-16 11:17
宵乃
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[
C
944
] >miriさん
こんばんわ、
記事読んでくださってありがとうございます。
「冬の華」も飢餓海峡」も、またそろそろ観てみたい映画ですね~。
>いまひとつ・・・でして・・・
ありそうで、でもなかなかなくて、でもどこかにあると信じたい山田監督の描く世界...私はこれが大好き...でして(笑)。
映画やドラマ見て涙こぼれたことないんですよね~。だからこそ余計、この手の世界に憧れてるのかもしれません。
「家族」も「故郷」もホントいい映画ですよ~、機会があればぜひ!
2012-06-19 23:18
Mardigras
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[
C
945
] >宵乃さん
記事の存在を覚えててくださってありがとうございます!
健さんはなにやってもかっこいいですけど、馬似合いますよね~。
倍賞千恵子も素晴らしいけど、でもやっぱりこの映画のすべておいしいところをかっさらってくのは吉岡秀隆君だと思います。この映画の彼のナチュラルさは、ホント神がかってると思いますね~。夜中にお母さんを探す場面も、この年頃の子供ってまさにこんな感じ!でした。
「家族」は「家族」で厳しいですけどとても好きな映画です。大阪万博という千載一遇の好機を逃さず高度経済成長時代の日本社会の風俗・風物・人物を見事に捉えた記録映画としてみても興味深いというか、私にとっては幼い頃の記憶を辿るような、その世界にどこか懐かしさを感じる映画です。
2012-06-19 23:33
Mardigras
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[
C
950
] 遥かなる山の呼び声
残暑お見舞い申し上げます
Mardigrasさん、ご無沙汰しています。
猛暑ですが、 お元気ですか?
今年も7月下旬から8月にかけて南アルプス縦走に行ってきました。9日間ずっとお天気が良かったので、
写真もいっぱい撮ってきました。ライチョウにも会えましたよ♪ それから 花もいっぱい咲いていました。
今週末から3泊4日で中標津、羅臼、富良野に行きます。中標津では、シマフクロウに会えますようにって
願っています。
今、WOWOWで黒澤明特集やっていますね。
全部録画しちゃいます。これでDVD、買わなくて
済みました(笑)
おからだ、大切に・・・・いつか また 記事が更新されていますように。
おりんこ
2012-08-13 17:00
おりんこ
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[
C
952
] >おりんこさん
こんにちは!
本当に暑い日が続きますね~!
南アルプス、天気がよくてよかったですね!そしてまた北海道とはなんとも羨ましい(しかも中標津)!
例の旅館行かれるのですね。。。シマフクロウ、見れるといいですね。びっくりするほど、大きいですよ~!!
私もようやく今日から1週間ほど休暇がとれましたので、週末、剱岳に行ってまいります!
ではでは、おりんこさんもお元気で!!
2012-08-16 18:12
Mardigras
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[
C
954
] 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-09-08 21:22
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[
C
1062
] 遥かなる山の呼び声
Mardigrasさん お久しぶりです。
私は相変わらず「遥かなる山の呼び声」の武志くんが大好きで、ついにMardigrasさんに断りもなく
無断で武志くん柄の ”団扇”を 作ってしまいました。事後承諾で申し訳ありません。
風のたよりで 子育て中と聞きました。 お子さんと奥様と?(おられるんですよね!)3人で
山歩きできる日もそう遠くないでしょう・・・。
いつか山レポ UPされる日を首を長くして待っています。
おりんこ
2013-07-29 20:13
おりんこ
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[
C
1063
] >おりんこさん
こんにちは、
ご返事が遅くなってしまいごめんなさい!
武志くんの団扇、、、うわ~、光栄です!!
イラストの場面、武志くんが牧舎の二階でまぐさの山に寝転んで、マンガ雑誌読んでたんですよね。。。まさに団扇にぴったりというか、涼しそうでしたね~。
実は昨年の剱岳行は、最初の三日間、立山で家族と一緒でした。山歩きはまだまだ難しそうですが、それでも立山高原ホテルから室堂まで標高差100mくらいを散歩したりして、今から徐々に慣らしてます(笑)。
記事にするほどでもありませんが、昨日、久しぶりに山へ行ってきました。沢沿いの道を歩いて、マイナスイオンをたっぷり浴びてきました!
2013-08-04 16:39
Mardigras
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[
C
1064
]
Mardigrasさん、おはようございます。
さっそく 武志君の団扇 を見てくださってありがとうございます。
好評につき、後日、作り方をUPすることにしました(笑)
滝の水しぶきの中に ばんざ~い の人の姿がありますね。
気持ちよさそう。 幸せ気分が伝わってきます。
また、いつか 新しい記事がUPされる日を楽しみにしています。
武志君の写真、使わせてくださり ありがとうございました。
そうそう カレンダーにも使わせてもらったのでした。
2013-08-05 09:40
おりんこ
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[
C
1065
] >おりんこさん
団扇もカレンダーも、ありがとうございます!描いた甲斐があるというものです!!
写真の人と入れ替わりに、今度は私が滝の下でマイナスイオンをたっぷり浴びてきました。涼しかったです~!
おりんこさんは7月に南アルプス行かれたんですよね。私もまた、そろそろ高~いところへ涼みに行きたいです。。。
2013-08-07 00:34
Mardigras
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[
C
1117
] 遙かなる山の呼び声
追伸
ご存知でしたか?
荻昌弘さんが「遥かなる山の呼び声」の
映画解説をしている動画を見つけました。
これまた 感動しました。
https://www.youtube.com/watch?v=gqMx-qjeePM
2014-11-03 16:52
おりんこ
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[
C
1119
] >おりんこさん
ありがとうございます!
私、荻昌弘の解説のくっついた月曜ロードショーの「遥かなる山の呼び声」を録画したVHSビデオ、持ってます。私が初めてこの映画を観たのが月曜ロードショーで、高校2年のとき。これを録画したビデオがまだ実家のどこかにあると思うんですが、確かその翌年にもまた、月曜ロードショーで「遥かなる山の呼び声」をやってくれたと思います。私が繰り返し観たビデオでは、さらに吉岡秀隆少年を激賞していた記憶があるので(さらに次週は「ろっきー」ではなかったと思うので、これはきっと、その翌年放映のやつですね。いずれにしても、荻昌弘さん、懐かしかったです。そして、解説の内容も素晴らしいですね!
2014-11-04 20:33
Mardigras
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[
C
1122
] 遙かなる山の呼び声
健さん、
早すぎる汽車に乗って逝ってしまいましたね。
武志くん、また 泣いてるーーー。
合掌
2014-11-19 21:29
おりんこ
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[
C
1124
] >おりんこさん
まるで、心にぽっかり穴が開いたような喪失感を味わってます。
週末に、追悼で「遥かなる山の呼び声」を観ようと思ってます。。。
2014-11-21 00:26
Mardigras
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今年のベルリナーレで『おとうと』(まだみていません)が上映されていて、今までの映画制作への労う賞を受けていました。『家族』はみたのですが、この『遥かなる山の呼び声』どうもみてないようですぐにでも見たい気がします。
今日の3枚のそれぞれの主人公の絵、特徴がよく出ていて特に健さんのともすれば朴念仁とでもいえる表情がいいですねっ。