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M★A★S★H マッシュ

戦争の狂気と恐怖-こんな描き方もある登場人物たちの歌う主題曲、"Suicide is painless"(「自殺は苦痛じゃない」)の切ない調べにのせ、血まみれの傷病兵を横たえたヘリが、あとからとから、緑の山々を越えて飛来してきます。ロバート・アルトマン監督の「M★A★S★H マッシュ」(1970)は、そんな、コメディの空気から程遠い、ドキュメンタリーと見まがうような、リアルでシリアスな映像でもって幕を開けます。「M★A★S★H マッシュ...

ルートヴィヒ

デカダンスに生きたトンデモ王の観察記録ルキノ・ヴィスコンティの名前を知ったのは、いろんな映画を幅広く観始めた高校生の頃だったと思います。おそらく当時のマイ映画ガイド、歴代キネマ旬報ベストテン一覧のあちこちに散らばるその名前を目にしたのが最初だったはず。しかしどこで読んだのか耳にしたのか、ヴィスコンティの作品は、どれもこれもが絢爛豪華、耽美的で廃頽的で倒錯的なテイストのものばかり―という先入観があり...

プラトーン

ベトナムでいったい何が起きていたのかオリバー・ストーンのベトナム戦争映画、「プラトーン」(1986)。友だち三人で新宿の映画館に観に行って、三人が三人とも、声も出なくなるほど衝撃を受けてしまいました。この映画の半年くらい前に公開された「トップガン」(1986)の影響で、友だちの一人が認識票をちゃらちゃらぶら下げていたりしたのですが、「プラトーン」は、ファッションでそんなことをしていることが、実に恥ずかしく...

地獄の黙示録 特別完全版

闇の奥の欺瞞と狂気「地獄の黙示録 特別完全版」(2001)は、1979年に公開されたオリジナル版を、フランシス・フォード・コッポラ監督が編集し直した、"ディレクターズ・カット・バージョン"です。公開時に観たかったのですが、忙しくて都合がつかず、つい数年前、ようやくDVDで鑑賞しました。オリジナルをテレビで観たのは高校生の頃で、前半のスペクタクルな映像に目を見張ったものの、正直なところ、後半の哲学的な展開には、ま...

ダンス・ウィズ・ウルブズ

未知との遭遇"フロンティア"篇俳優としてのキャリア絶頂期にあったケビン・コスナーが、私財を投じて製作、自ら監督・主演を務めた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990)は、溜息がでるほど美しく、そして切ない映画です。失われゆく"フロンティア"を舞台に、ひとりの白人が平原インディアンと出遭い、絆を深め、やがて自らもまた"フロンティア"の一部となっていく姿を悠揚迫らぬタッチで綴ったドラマは心洗われるがごとく、蒼茫た...

荒野の決闘

マック、恋したことはあるか?時は開拓時代。東部の大都会から、はるばる西部の辺境の町へと旅してきたクレメンタインは、晴れた日曜の朝、果てしなく広がる荒野を眺めながら、澄み切った空気を深呼吸して、こう呟きます。「なんてキレイですがすがしい空気でしょう。どこからか、甘い花の香りまで」花の香り―というのは実は、床屋がワイアット・アープに振りかけた香水の匂いだったりするのですが、それにしても、この映画の最大...

駅馬車

「地獄馬車」じゃなくてよかったジョン・フォードの西部劇、「駅馬車」(1939)。緊迫感漂う、スリルフルなシチュエーション。メリハリの利いた登場人物たちが織りなす、コクのあるドラマ。そして今から70年も昔に撮られたとはとても思えない、疾走する馬上で繰り広げられる、目を疑うようなアクション――。何度観ても、あっという間に過ぎていく、"ああ映画を観てるのだ"という、心地よい時間。「駅馬車」は、間然するところのまっ...

管理人: mardigras
「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観てきました。もちろん吹替版で。いや~、面白かった!

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Index

邦画の紹介
椿三十郎
七人の侍
用心棒
ツィゴイネルワイゼン
遙かなる山の呼び声
復讐するは我にあり
砂の女
男はつらいよ 寅次郎恋歌
男はつらいよ 寅次郎忘れな草
男はつらいよ 寅次郎相合い傘
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
武蔵野夫人
仁義なき戦い
麻雀放浪記
幸福の黄色いハンカチ
悪魔の手毬唄
丹下左膳餘話 百萬兩の壺
夜叉
劔岳 点の記
洋画の紹介
第三の男
ブレードランナー
ゴッドファーザーPARTII
羊たちの沈黙
ミッドナイト・ラン
スカーフェイス
ビッグ・ウェンズデー
ゴッドファーザー
駅馬車
荒野の決闘
ダンス・ウィズ・ウルブズ
燃えよドラゴン
スパルタンX
ターミネーター2
パルプ・フィクション
アパートの鍵貸します
引き裂かれたカーテン
めまい
夜の大捜査線
地獄の黙示録 特別完全版
サンセット大通り
モーターサイクル・ダイアリーズ
8 1/2
真夜中のカーボーイ
スティング
プラトーン
ダイ・ハード
赤ちゃんに乾杯!
太陽がいっぱい
マルホランド・ドライブ
薔薇の名前
リバー・ランズ・スルー・イット
ルートヴィヒ
M★A★S★H マッシュ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
タクシードライバー
エンゼル・ハート
バグダッド・カフェ 完全版
未来世紀ブラジル
明日に向って撃て!
恐怖の報酬
レスラー

キル・ビルVol.2
2001年宇宙の旅
ブリキの太鼓
ジュラシック・パーク
十二人の怒れる男
ゲッタウェイ
ミシシッピー・バーニング
ベルリン・天使の詩
裏切りのサーカス
ブラック・レイン
アマデウス
遠い空の向こうに
カプリコン・1
その他映画関連
いとしの映画音楽
この邦題がすごい!
この映画の原作がすごい!(海外編)
この映画の原作がすごい!(国内編)
あの映画のコレが食べたい!
2010年イラスト・カレンダー
「ツィゴイネルワイゼン」を訪ねて
2011年イラスト・カレンダー
続・この映画の原作がすごい!(上)
続・この映画の原作がすごい!(下)
シネマ・イラストレイテッド in TSUTAYA
「劔岳 点の記」を訪ねて
その後のシネマ・イラストレイテッド in TSUTAYA
「夜叉」を訪ねて
「ツィゴイネルワイゼン」を訪ねて(その2)
2014年イラスト・カレンダー
「砂の女」を訪ねて
「悪魔の手毬唄」を訪ねて
「武蔵野夫人」を訪ねて

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