この映画の印象的な場面を挙げればキリがありませんが、圧巻は、しょっぱなに登場するブラキオサウルス。開巻20分、思わせぶりな映像の連続に、まだかまだかとさんざんじらせられたところで、古生物学者のグラント博士(サム・ニール)とエリー(ローラ・ダーン)が、突然、目を剥き口を半開きにして見上げたその先に、高木の葉っぱをむしゃむしゃと食べる、長い長い首をした、大型草食恐竜の巨体が、どどーんと映し出されるのです(ジョン・ウィリアムスの悠々たる音楽が、これまた気分を盛り上げる)。口をぱくぱくさせ、アンビリーバブルな光景に満面の笑みを浮かべながら、"It's...It’s a dinosaur..."(恐、恐竜だ)と呟くグラント博士の感動は、まさに映画館の暗闇の中の私のそれだったのであり、椅子からひっくり返るほどの衝撃を受けながら、グラント博士同様、あまりの嬉しさに笑み崩れてしまいました。
ウチの亭主が、何かと繰り返し観ているため、私も繰り返し観てしまっている…という妙な作品です。(笑)
この映画の舞台に想定されていた、南米の島って、
インパクトの強い爬虫類、多そうですよね。
恐竜そのものというより、そういった鳥肌モノの爬虫類の宝庫(この場合の鳥肌は、嫌悪感)という感じのイメージが強烈に育ってしまった作品です。
コモドドラゴンなんて、ある意味、恐竜よりリアルで怖いです…
すみません、こちらも映画の内容に殆ど触れられず。(苦笑)
末筆ながら、ノートPCの早期無事生還を願ってます。